【OAHSPE-6】Synopsis of Sixteen Cycles(十六周期の概要)

四万八千年に及ぶ期間についての記録であり、人類の創造から、古代の人々によって『洪水The Flood、あるいは大洪水Deluge』と呼ばれたパン大陸の水没に至るまでの時代を網羅します。

その出来事は、B.K.コスモン紀元前二万四千年に起こったものであり、天界の図書館に収蔵された記録の中から選録されたものです。

【1章】

  1. 第一に、地球は太陽の周囲を一定の軌道に従って巡行しており、その周回軌道は、春・夏・秋・冬と呼ばれる四つのアークに区分されます。
  2. 第二に、太陽はその家族である惑星群とともに、さらに大きな周回軌道を巡行しており、その軌道は千五百のアークに分けられています。
    各弧の距離はおよそ三千年に相当し、これが一つの周期サイクルです。
  3. 一つの周期の間に、地球とその天界は、ジェホヴィの上位天使たちが住まう、何百もの精霊エーテリア界の領域を通過します。
    そこには、それぞれの世界を管理するチーフたちが存在しています。
  4. したがってこの周期の間、地球は、地球人類の復活のために、ジェホヴィの天使たちの統治と管理の下に置かれるのです。
  5. 人類創造の時代、地球はワンWanの弧を通過していました。そこには、何千人ものオリアンの長たちと、何十億もの上位天使たちが住んでいました。
  6. オリアンの長たちによる聖なる評議会は、ジェホヴィの叡智と御声を通して、その中の一人、セタンテスSethantesを任命し、ワンの弧を通過する間、地球を管理し、不滅の存在たちを地球に育てる役目を与えました。
  7. こうして、万物の創造主ジェホヴィによって高められたセタンテスの位階と称号は、
    地球とその天界の最初の神First God of the earth and her heavens」でした。
  8. セタンテスは、以前に他の世界で高められていた何百万もの天使たちとともに地球に来臨し、その任務を成し遂げ、人々から神として知られるようになりました。
  9. このようにセタンテスは、地球とその天界における最初の神であり、その座はワンの弧の中にありました。
    彼の三千年の周期の間に、地球からジェホヴィのもとへ十五億の花嫁花婿が育て上げられました。
  10. セタンテスの後には、ヴェヘタイヴィVehetaiviハイアンHaianの弧に属する、ヒュー・ウィーHieu Weeの領域の副長であったアーショングAh’shongが続きました。同じく三千年の周期であるアナカロンAnakaronの間に、アーショングは地球から二十二億の花嫁花婿の収穫をもたらしました。
  11. 第三の周期は、ギンメルGimmelの弧に属するカカイェンスタKakayen’staの測量監督官フー・リーHoo Leの統治下にあり、その収穫は三十七億人でした。
  12. 第四の周期は、ヤンYanの弧に属するソルガウロンSulgoweronの女族長クペ・アバンC’pe Abanの統治下にあり、その収穫は四十八億人でした。
  13. 第五の周期は、ヤホミタクYahomitakの弧に属するチティヴィアChitivyaの道路建設官パソディシスPathodicesの統治下にあり、その収穫は六十四億人でした。
  14. 第六の周期は、ソンウォガSomgwothgaの弧に属するイセグIsegの神ゴーマガクGoemagakの統治下にあり、その収穫は七十九億人でした。
  15. 第七の周期は、シュリヴァトSrivatの弧に属するカイムKaimの神ゴーペンスGoepensの統治下にあり、その収穫は九十三億人でした。
  16. 第八の周期は、ホハマゴラックHohamagollakの弧に属するルッツRutsの女神ハイシスHycisの統治下にあり、その収穫は九十四億人でした。
  17. 第九の周期は、ジュシンJusyinの弧に属するカンマトラKammatraの道路監督官シーティシスSee’itciciusの統治下にあり、その収穫は百一億人でした。
  18. 第十の周期は、ヌーNuの弧に属するロズゴバクLawzgowbakの諸門を司る女長官ミセリティヴィMiscelitiviの統治下にあり、その収穫は百八億人でした。
  19. この頃、地球は人々で満ちあふれていました。
    地球上のすべての大陸と島々には人間が住み、人間の住まぬ荒野はもはや一つとして残されていませんでした。
  20. しかし人間の世代周期は、三十三年から十二年へと短縮されていました。
    男女は七歳で成熟し、三十歳を超えて生きる者はほとんどいませんでした。
    その一方で人間は非常に多産であり、多くの母親は四十人前後の息子や娘を産み、一度の出産で二人から四人の子を授かっていました。
  21. 人間は平和のうちに暮らし、地球は耕され、人が食べ、身にまとうに必要なあらゆる善きものを豊かに生み出していました。
    当時、数十万の住民を擁する大都市が、地球の五大管区すべてにおいて、幾千幾万と存在していました。
    人間は船を建造し、大洋を四方八方へと航行し、世界の隅々まで到達しました。
    人間は主神の天使たちによって、あらゆる事柄について教えられ、導かれていました。
    また人間は書物を持ち、それは手書きでも印刷でも作られていました。
    若者たちは学校に通い、太陽・月・星々、さらには地上と海中のあらゆる事物について学びました。
    この時代はゆえに「地球文明の最初の時代the first period of civilization on the earth」と呼ばれました。
  22. さて、この頃、人々の大部分はイヒンI’hinsとなっており、小柄で、白色または黄色の人種でした。しかし一方で、腕が長く、体躯の大きな地上人ground peopleも存在していました。
    彼らは他の人種と交わらず、独自に暮らしていました。
    彼らの食物は、あらゆる種類の肉、魚、這う生き物でした。
    地上人には褐色人と黒色人がおり、彼らは二百年、さらには四百年も生きる者がいました。
  23. ジェホヴィは仰せになりました。
    「初期の時代、私はイフアンI’huans人を育て、彼らにいくつかの掟を与えました。
    その一つは、ドルクdruks人と同棲してはならない、彼らが闇に堕ちないためである、というものでした。
    しかし彼らは私の言葉に従わず、見なさい、彼らは地上から姿を消してしまいました。
  24. イヒン人は霊的な民となり、平和と霊において繁栄しました。しかしその一方で、彼らの物質コーポリアル的肉体は退化してしまいました。彼らは精霊エーテリア界に豊かな収穫をもたらしましたが、それは時期尚早の誕生のようなものでした。
  25. そこで、私は地球を、長きにわたりアジa’jiyanの原野と森へと導くことにします。
    私は再びイフアン人を再生するからです。
    また一世代を三十三年と定めます。それは、成熟し、完全に実った果実を収穫するためです」
  26. こうしてジェホヴィは、地球を精霊エーテリア界の新たな領域へと導き、東西南北すべてをアジa’jiで覆いました。
  27. その結果、多くのイヒン人は生殖への欲求を失い、子孫を残さなくなりました。
    一方で、褐色人たちは強い欲情に燃え、野に出たイヒン人の女性たちを捕らえ、力ずくで交わり、こうして赤銅色で、強健かつ明るく敏捷なイフアン人の種族が再び生まれました。
  28. 第十一の周期は、スーレSu’leの弧に属するティロンゴダガTirongothagaの神ゴバスGobathの統治下にあり、その収穫は六十七億人でした。
  29. 第十二の周期は、シヤンSiyanの弧に属するローガLoogaの女神ファイスF’aiyisの統治下にあり、その収穫は二十六億人でした。
  30. 第十三の周期は、オレガナヤOleganayaの弧に属するのクレスCressの番人ジネタスZineathaesの統治下にあり、その収穫は十二億人でした。
  31. 第十四の周期は、マネチュManechuの弧に属するハパノゴスHapanogosの道路建設者トスセンタガTothsentagaの統治下にあり、その収穫は、わずか六億人でした。
  32. 第十五の周期は、セイガSeiggaの弧に属するソスゴサマチュスThosgothamachusの神ニメアスNimeasの統治下にあり、その収穫は、わずか四千万人でした。
  33. 第十六の周期は、アルブルークArbroohkの弧に属するソゴネスSogghonnesの神ネフNephの統治下にありましたが、彼はついに、いかなる収穫ももたらすことができませんでした。

【2章】

  1. 神ネフは言いました。
    「私の祈りをお聞きください、ジェホヴィよ。
    地球とその天界は、すでに闇の中へと沈み込みました。
  2. イヒンの民は、ワガWaggaを除き、地球のすべての管区から滅び去ってしまいました。
  3. いまや地上には、三百億を超える天使たちが集まっております。
    しかし彼らは位階があまりにも低く、救済されることも、また他者を救済することもできません。
  4. 御父よ、あなたの神はいかに振る舞うべきなのでしょうか?
  5. 定命の者たちは、その種族も血統も堕落し、病に侵された害虫のようにして地球に巣くっております。
  6. 彼らの都市は破壊され、四つ足の獣のようなありさまで暮らしております。
  7. あなたの神と、その天使たちの霊感は、もはや彼らに届きません。
  8. 彼らが死んで天界に入るとき、何十億もの霊魂が互いに化膿した傷口のように重なり合い、互いをむしばんでおります。
  9. 三千年にわたり、私は彼らとともに働いてきました。しかし、その闇の量は、あなたの神をさえ凌駕しております。
  10. 御父よ、わたしは彼らをいかに扱えばよいのでしょうか!
    あなたの神は、この巨大な死のかばねの集合体を、どのようにして救済なさるのでしょうか?」
  11. しかしジェホヴィは、神の祈りに答えず、彼を上天の他の神々に相談させました。
  12. だが精霊エーテリア界において、ジェホヴィはオリアン長たちにこう語っていました。
    「私が定命の者たちを試すように、私は天使たちをも試します。
    そして天使たちを試すように、私はわが神々をも試します。
    永遠に、永遠に、私は彼らの前に”至高なる存在An All Higher”の証を掲げ続けるのです」
  13. いまや地上に住む定命の者たちにおいて、一世代の期間は十二年から八十年へと延び、中には三百年にまで生きる者も現れました。
    彼らの体躯は非常に大きくなり、今日の人間と比べれば、実に二倍にも達していました。しかし彼らには分別がなく、理解力も乏しいものでした。
    自分たちがいかなる種族であるのかすら、ほとんど理解していなかったのです。
    彼らは血縁者であろうと他人であろうと区別なく交わり、その結果、白痴と病が人類諸部族の一般的な宿命となりました。
    彼らは大きく、強く、しかも非常に多産でした。
  14. これより以下に述べるのは、地球の天界における衰退の位階であります。
    すなわち、キシャロンKishalonが一世代十二年という周期をより上位の階級へと変更した後の経過です。
  15. 第七のダンの夜明け、アブネルAbner
    精霊エーテリア界第七のアジ、ハスタフHastafにおいて三千二百年間存続。
    階級:九十九
  16. ゲムGemのダン
    精霊エーテリアマルセフMarsefの女神エンシーニEnseeniの下で三千年間。
    階級:九十三
  17. ジョシュJoshのダン
    オリアン領ホムHomの神ボアズBoazの下で二千七百年間。
    階級:八十八
  18. ルースRuthのダン
    第三十六のアジ、ウォウィスキWowitskiの女神デーヴィDa’iviの下で二千九百年間。
    階級:八十二
  19. 第四十のダン、”ブルークBroek
    オリアン領セムシSemsi、戦いの女神リアミスLia’meesの下で三千年間。
    階級:七十七
  20. 第二十二のジヤ、”ネスNeth
    ハバクHabakフットHutに属する神デヴィヤスDivi’yasの下で三千百年間。
    階級:六十九
  21. ハドオウツHud’du’owtsの一つ,ベントBent
    タマクTamakの女神ロアイシスRoa’yis’yisの下で三千七十年間。
    階級:六十一
  22. 第七十四のダン、”グーGoo
    オリアン領ルドLudの長イジYijの下で二千六百年間。
    階級:五十八
  23. 第四十のジヤ
    オリアン領オブロウOb’Lowの指導者ゴイヤフGul’yanivの下で三千四百年間。
    階級:五十一
  24. この時以降、太陽の密集隊形ファランクス――すなわち「偉大なる蛇」の進路において、地球の天界の天使たちが留まるに足る十分な霊的密度を備えた位階は、もはや存在しなくなったのです。

【3章】

  1. ジェホヴィは、偉大なる蛇が巡行する広大な領域にある精霊エーテリア界をあまねく行き巡られました。
    そしてその御声は、大宇宙の天蓋に存在する高貴なる王国の、世界統治を司る最高位の顧問・指導者たちのもとへと発せられ、こう仰せになりました。
  2. 「聞きなさい、指導者たちよ。
    わが『旅する世界』に在る、先見の眼を持つ者たちよ、わが言葉に覚醒して耳を傾けなさい。
    見なさい、赤き星――地球は、ついに成熟の時を迎えました!
    一人の娘が生命の盛りに立つがごとく、若き地球はその栄光のうちに立っています。
    五万年のあいだ、彼女は天界の装飾としてその役割を果たし、この大宇宙の高貴なる領域において、輝ける魂を刈り取る収穫者であり続けてきました。
  3. 集いなさい、オリアン長たちよ。精霊エーテリア界の女神たちよ。そして『偉大なる蛇』の進路に住まう者たちよ。
    わがアジの庭園を植え、わがジヤの原野を耕す者たち、また天界において星雲の渦を巻き起こす者たち、世界を永遠に統治する支配者たちを、あらゆる場所から集め、評議会を開きなさい」
  4. ジェホヴィの御声は、広大なる宇宙全域へと広がり、世界の運行を司る高位の者たちは、それを聞き、悟りました。
  5. 太陽の密集隊形――ファランクスの進路の近くに、セナヤSenayaと呼ばれる精霊エーテリア界の庭園があり、そこにジェホヴィの最上位の精霊エーテリア人、数百万がつどいました。
    その場所は、地球の百倍にも及ぶ広大な園地で、周囲の至るところに、精霊エーテリア界の水晶の縁飾りが広がっていました。彼らが集うと、ジェホヴィは生粋の光そのものとして語られました。
  6. 「わが精霊エーテリア界の軍勢は、地球とその天界を、闇から光へと、すでに十六度もあがなってきました。しかし一周期の終わりを迎える前に、地球は再び堕ち、彼女の大気界もまた闇に沈みました。
    今や彼女の天界は、私と、わが解放された諸世界を知らぬ何十億もの霊魂で満ちあふれています。
    語りなさい、男神女神たちよ。いかにすべきかを」
  7. そこでストローSut’Looが言いました。
    「おお、ジェホヴィよ。私は見聞きしてまいりました。
    天界の若き娘である地球は、あまりにも多くを産みすぎたのです。大宇宙の赤き星は、あまりにも多産でありました」
  8. 続いてカファKa’whaが言いました。
    「ジェホヴィよ、御父よ。あなたの仰せの通りです。
    豊かな地球は、あまりにも多くを産みすぎました。
    定命の者たちは、大気アトモスフェリア界の軍勢に打ち負かされています。
    夜明けの後、町や国を築いても、すぐに胎児霊やドルジャに氾濫され、定命の者たちは獣のように互いを喰らい合っています」
  9. チソンChi’jongは言いました。
    「人々は地球のあらゆる土壌を耕し、町で覆い尽くしました。しかし、彼らは今どこにいるのでしょうか?
    彼らは天界と地上の事柄を学びました。しかし、その知識は、戦争という恐るべき手によって散逸しました」
  10. ドイッタDhu’ittaは言いました。
    「人々は一日にして賢くなり、翌日には愚か者となります。一世代は書物、太陽、月、星々、そして物質界の数学に通じますが、次の世代では――見てください、再び人が人を喰らう存在へと戻るのです」
  11. ゴーツィンGaw’zinは言いました。
    「おお、ジェホヴィよ、私は聞きました!
    御父よ、私は目撃しました!
    赤き星は、あまりにも多産です。
    彼女は、豊かすぎる庭園のようです。
    その産物は伸びすぎて育ちすぎ、やがて倒れ込み、さらに二重に土壌を肥やして、不完全で巨大な茎を再び生じさせますが、それは不毛です。
    地上のその息子や娘たちもまた同じで、彼らは皆、地上の物質へと走っていきます」
  12. ローワンLoo’wanは言いました。
    「偉大なる霊魂よ、私は聞き、私は見ました。
    ジェホヴィよ、私たちはあなたのために地球の収穫を集めますが、それは小さいのです。
    ジェホヴィよ、私たちは闇の霊魂どもの地球の収穫を集めますと、それは十倍も大きいのです。
    見てください、そこには均衡がありません」
  13. このように男神女神は語り、ついに何千もの者が語り終えると、その後、ジェホヴィの御声が語って仰せになりました。
  14. 「あなたたちは祝福されている、わが息子たち、娘たちよ。
    わが手からの贈り物として地球がふさわしく整えられるまで、どうしてあなたたちは、地球とその天界の統治を地球生まれの者たちに遺贈することができましょうか。
    いま聞いてください、息子たち、娘たちよ。
    私は地球に五つの大管区を設け、そこはすべて、定命の者たちによって住まわれ、耕されてきました。
    そうです、地球のあらゆる管区に、大都市と大国家があり、非常に学識ある男女がいたのです。
  15. そして、彼らが光の中へ引き上げられるたびに、また闇へ投げ落とされます。それは、死せる者の霊魂が地上へ戻りたいという強い欲望を抱くからです。
    これらのドルジは定命の者のもとへ戻り、胎児のように、あるいは使い魔のように彼らに取り付き、悪へとそそのかします。
    行きなさい、わが愛する者たちよ、いま地上へ下り、これらドルジが最も群れ集まる地の管区を見いだしなさい。
    私は彼らの砦を根こそぎにします。彼らをその巣から断ち切り、二度とわが民を破滅へ引きずり落とさせはしません」
  16. そこで評議会は熟議し、やがて地球とその大気アトモスフェリア界の記録を調査させました。
    その結果、ワガ(パン)大陸の天界は、共食いの霊魂の巨大な数と、無数の胎児の霊魂のために、もはやあがない不能であることが見いだされました。
    それは、肉の病が外側だけ治ったように見えても、病根が内に残っているのと同じでした。
    ワガとその天界もまたそうであり、その周期におけるあがないはもはや残っておらず、悪は新たな仕方で、永遠に噴き出していたのです。
  17. そこでジェホヴィは仰せになりました。
    「いま、私は地球とその天界を剪定します。
    見なさい、ワガの管区は切り落とされ、海の水の下へ投げ込まれます。
    その天界はもはや、破壊の霊魂どもにとって住み保てません。
    私はその基盤を引き裂き、天界の風の中へ彼らを散らすからです。
  18. ゆえに、あなたたちは地上へ下り、闇の霊魂を受け入れるための網とヴァンカスvanchasを備えなさい。
    また、水の中で滅びる定命の者たちの霊魂を受けるためにも、それを備えなさい。
    そして、わが高き天界において、彼らにふさわしい場所を用意しなさい。
    また天界において彼らを壁で囲み、逃げ出せぬようにし、悪から引き離して、乳離れさせなさい。
  19. 「あなたたちが地球とその天界に到着したなら、わが天界の神とその主神たちに、わが布告を知らせなさい。そしてこう言いなさい。
    『ジェホヴィはこう言った。
    見よ、見よ、私はワガの地を海の水の下に沈め、その天界を大宇宙の天蓋のうち、ふさわしき場所へ運び去る。
    そこではもはや、わが民を闇の中へ呑み込むことはない』と。
    『またジェホヴィは言った。
    行け、天界の神よ。そしてワガの主神よ、わが選びしイヒン人のもとへ下り、こう言うがよい。――偉大なる霊魂はこう言った。見よ、見よ、闇に堕ちた霊魂どもの悪のゆえに、私は地上の諸地域を海の下に沈める。
    聞け、わが選民よ。わが命令を心に留めよ。
    総力を挙げて取りかかれ。
    あらゆる場所で船を造れ、谷でも山でも。
    そしてわが信仰の者たちを船の中に集めよ。
    わが手は確かに地球の上に伸べられているのだから』と。

  20. さらにあなたたちは、地球とその天界に向かって、最初から――太古の昔から――私が全人類に宣言してきた三つの世界を、改めて宣言しなさい。
    すなわち、わが物質コーポリアル界と、それに属する下天、そして天蓋の上にある、わが精霊エーテリア界の天界である。
    そして私は言いました。
    『第一の栄光は地球である。人がわが掟に従うとき、そこは楽園となる。
    第二の栄光は、第一より大きい。すなわち、死者の霊魂のためにわたしが創造した世界である。
    しかし私は下天を地球に結びつけ、共に巡行させ、死者と生者の交わりが両者に栄光を加えるようにした。
    だが上天を、私はあらゆる栄光のうちで最上とし、第三の復活において昇った者たちの住まいとして、精霊エーテリアの天蓋を、同類の無数の世界で満たした』と。
  21. そして私は、高き天界から下天へ、そして地上へも、わが聖天使たちを遣わしました。
    わが支配の威厳の下に、私は神々と主神たちを任命しました。
    彼らはわが名においてこれらのことを宣言し、定命の者にも霊魂にも、どのように生きれば上昇し、わが光に満ちた世界を受け継ぐ(相続する)に至るかを教えました。
  22. そして人間には知識がなかったので、わが神々と主神たちは、ある”世代の師(ルーイloo’is)”を任命しました。彼らは大いなる叡智をもつ精霊エーテリア人であり、定命の者のもとに留まって、初めから霊的成長を最もよく促すような結婚を鼓舞し、導くためでした。
    こうしてあらゆる民の中から、サルギスsar’gisスイスsu’isの能力を備えた者たちが現れました。
    彼らはわが神々と主神たちの命令に心を向け、悪を捨て、霊に仕えようと努め、何よりもまず私を選びました。
    ゆえに、私もまた彼らを選び、彼らをイヒンI’hinsと呼びました。
  23. 彼らは、なお肉体corporにあるうちから、自己を捨てて私に仕えることを始めたので、満期を待って霊界に生まれる前に、そのように(霊的民として)始まったのです。
    同じく他の者たちもまた、完全な誕生に至っていない者です。すなわち、肉体の姿のうちにあって、まだ自らの肉に対して霊が勝利し始めていない者たちです」
  24. ジェホヴィは仰せになりました。
    「行きなさい、わが息子たち、娘たちよ。わが葡萄園を剪定しなさい。
  25. 地上のわが神と、彼と共にある主神たちに願いなさい。
    東から西へ、北から南へ、地上のあらゆる天使たちを集め、ワガの地へ連れて来るように。
  26. わが火の精霊エーテリア船は、ワガを四方から取り囲むでしょう。
    そして私は、海の境界とガンGanの山々の縁において、大地の基礎を切り放ちます。いかなる支えも、いかなる隅石も、わが手を留め置くことはありません。
    私は雨と風と轟く雷を送り、深き大水の水がその地に襲いかかり、大都市は沈み、海に吞み込まれます。
  27. そしてマイMaiの豊かな谷は、その千の都市とともに、海の水の前から逃げ惑う男と女の狂乱の叫びによって引き裂かれるでしょう。女と子どもは道すがら倒れて溺れ、男たちは水に沈んで、もはや起き上がりません。
  28. オグOgの広大な平原も、その千の都市も、ペンジPenjの大首都も、クーKhuバルトBartガンGamサインSaingの神殿も、沈んで、二度と再び現れません。
    そして大洪水の間、天界の空気は、破滅へ沈みゆく何百万もの定命の者の叫びと嘆きで満ちるでしょう。
  29. 私は彼らを闇から救い出します。
    私は、かつて闇の霊魂のためにあらかじめ造っておいたアジの領域へ彼らを運びます。そしてその上に男神女神を任命し、私と、わが王国について彼らを教えさせます。
  30. こうして地球とその天界は、わが”居住可能な世界My habitable worlds”の中で、新たな出発を遂げるでしょう。
  31. このように、私が創造した場所において、わが高く引き上げられた天使たちに働きを与えたのです」
    ――とジェホヴィは仰せになりました。

原文:OAHSPE – The 1882 Edition (English Edition)

コメント