【OAHSPE-7】Book of Aph, Son of Jehovih(ジェホヴィの息子アフの書)

これは、ジェホヴィの息子アフAphと、その伴侶であるフィアティシFiatisi――ジェホヴィの娘――の天界の記録であり、ワガWagga大陸の沈没に関するものです
(この大陸はのちに、地球earthを意味するものとして「パンPan」と呼ばれました)
そしてこの時期は一般に、「大洪水deluge」、または「水の洪水flood of waters」と呼ばれました。

【1章】

  1. コスモン時代より二万四千年前の世界の時代、
    偉大なる蛇(太陽のファランクスsolar phalanx)が、精霊エーテリア界のノエNoe弧にあり、
    さらにハウト和Sum of Howtジヤji’ya第八十七にあるその時、
    地球とその天界は大いなる闇の中にありました。
    だがジェホヴィの霊は、地球とその天界に新たなる支配領域を聖別するため、
    精霊エーテリア界において高く上げられた神アフAphの上に動きました。
    アフは言いました。
  2. 「私はジェホヴィの子アフ。
     精霊エーテリア界、ハウト和Sum of HowtにおけるノエNoe弧の神です。
     私はジェホヴィの御名において、
     赤い星の天界、堕天hadaに来ました。
     ジェホヴィの叡智、力、愛は、
     わが復活において現されます。
     それゆえに、上天の玉座にある男神女神、ならびにオリアンの長たちの伴侶となるため、
     ここに宣言します。
  3.  地球の大気atmospherea界の霊魂に。
     定命の者たちと共にあろうとなかろうと、地上、あるいはその近くに住み、
     第一・第二・第三の復活を待つ霊魂に。
     また彼らの神と主神たちに、彼らの救済者に。
     人間と天使の救済のために、
     ジェホヴィによって育て上げられたすべての聖なる者に。
  4.  ノエ弧において、世界の創造主であるジェホヴィの御声が私のもとに届き、
     こう仰せになりました。
  5. 『私は”至高の極みAll Highest”です。
     わが奉仕は永遠に及びます。
     私は行かない、しかし遠くにいます。
     私は来ない、しかも近くにいます。
     わが声はあらゆる場所にあるのです。
     人の魂の光は私を聞きます。
     私は這いゆくつるの中で語り、強くそびえ立つ樫の木の中で語ります。
  6.  天界の天使たちよ、
     あなたがたは創造主の声を聞きなさい。
     あなたがたはわが語りの叡智を、定命の者たちのもとへ下ろして運びなさい。
     彼らを天界と広大なる地球の栄光へと呼び寄せなさい。
     見なさい、
     わが声は岩の中にあり、吹き渡る風の中にあり、
     舌を持たぬすべてのものの中にあります。
  7.  天上の大空firmamentにある、わが太陽と星々を彼らに示しなさい。
     なぜなら、それらはわが“書かれた言葉”だからです。
     わが声は天の空間を進みゆきます。
     崇高なる場所にいる賢明な天使たちは、その発しゆく響きを聞いています。
     死者の霊魂よ、わが言葉に耳を傾けなさい。
     男神女神よ、私を宣言しなさい。
  8.  彼らは物を探すように私を探し、
     人の声を聞くようにわが声を聞こうとします。
     ゆえに彼らは私を見いださず、
     私が語ったものを聞きません。
     だが、誰がわが言葉を消し去れましょうか。
     わが叡智は永遠に続きます。
     見なさい、
     私は耳に届く音として来るのではありません。
     わが声は、あらゆる方角から魂へと駆け入りゆくのです。
  9.  天使たちよ、彼らに教えなさい。
     彼らは正しい仕方で見ていません。
     彼らの耳は大きな拍手と雑音の方へ向いています。
     彼らは叫ぶ――
    『ああ、私はジェホヴィの声を聞かない。
     彼は語っていない。
     人は誰ひとりその声を聞いたことがない。
     彼は至高の沈黙者であり、
     彼が創造した物よりも無口だ』と。
  10.  彼らは、わが神とわが主神たちから背を向けました。
     自惚れと闇の中に彼らは自分自身を閉じ込めました。
     彼らは地球の大気の周りを、
     闇の霊魂で満たした――闇の人間や食人の者たちのドルジャです。
     彼らの胎児霊は彼らの上へ漂い戻り、
     貪り食う害虫のように、汚濁の中へ深く潜り込みます。
  11.  神よ、わが子よ、そして地上の主神たちよ、
     彼らを忘れてはなりません。
     憐れまないように、
     外科医の刃のように彼らに臨みなさい。
     神よ、あなたがたは彼らに告げました――
    『ジェホヴィは生きて君臨し、その声は至高の極みに立つ』と。
     だが彼らはあなたがたとその主神たちを嘲り、罪悪に従って背き去りました。
  12.  彼らは、わが人格とわが声を信じることを恐れています。
     しかし自分たちの無駄口を恐れません。
     彼らは私と、わが神と、わが主神たちを批判します。
     しかも自ら「我らは汝を知らぬ」と認めています。
     彼らは、わが崇高なる天界は秩序も規律もないと思い込み、
     わが長を無視し、
     わが聖なる者たちの教えは、中身のない者たちによって批判されています。
  13.  彼らはこう言わなかったのですか――
    『神とは誰で、自分が崇めねばならぬのか。
     主神とは誰で、自分が耳を傾けねばならぬのか』と。
     しかし私が彼らの目を地上の軍勢へ、将軍や長官へ向けると、彼らはこう言います――
    『ああ、我らの地上の営みは、指揮され、規律づけられている。
     我らが敬うのは、最も高き偉大な長官である』と。
  14.  ならば彼らは神と主神を退けるのですか。
     創造主は彼らを喜ばせるために何をすればよいのですか。
     わが将軍(神)とわが長官(主神)の名は、
     わが創造ではないのですか。
     誰が“神”の名を見つけ、誰が“主神”の名を見つけたのですか。
     なぜ彼らは、わが神々とわが主神たちに満足しないのですか。
  15.  精霊エーテリア界の男神女神よ、わが言葉を聞きなさい。
     彼らは叡智も復活も望んでいません。
     彼らの愛は闇にあります。
     食べ、眠り、貪り食うことが魂の歓びなのです。
     彼らは人生の第一の教訓すら学んでいません。
     地球の最初の天界こそ、彼らには創造された諸世界のすべてなのです。
  16.  聖なる天使よ、また久しく復活せし者たちよ、
     彼らへのわが裁きを聞きなさい。
     私は彼らを幾度も起こし、学びのために下天を築きました。
     だがわが神々が去って彼らを放っておくや、
     彼らはたちまち堕落します。
  17.  今、私は彼らの天界と地球を運び去り、
     彼らは永遠に二度と見られなくなります。
     だがドルジャと胎児霊はハウツォンHautuonへ運ばれ、火の壁の中へ投げ込まれます。
     彼らは群に分けられ、
     親族は親族から引き裂かれ、
     友は友から引き裂かれ、
     母は娘から、
     父は子から引き裂かれます。
     彼らは吸収剤absorbentsのようになり、絶えず互いに吸いついているからです。
  18.  火の壁は絶え間なく彼らの周りに立ち上がり、彼らは逃げられません。
     守る者たちは、彼らが互いに悪をなさぬよう監視します。
     彼らは眠ることも休むこともできませんが、
     かき立てられることで、自分が生きていることを知り、
     胎児(吸いつき)から独立して存在できることを悟ります。
  19.  神よ、わが声を聞きなさい。
     あなたがたの主神に命じ、地上で宣言させなさい。
    『私は定命の者たちの前に模範を示さなかったか。
     見なさい、
     野にて腐りゆく死肉を。
     それはハイエナ、狼、ノスリの饗宴ではないか。
     虫はそこに命を得て、己を産んだ死骸に群がり、むさぼり食うではないか』と。
  20.  悪と闇の霊魂にとって、
     地球(パンPan)とは何なのでしょうか。
     彼らの最初の天界とは、終わりなき貪りの場である以外に何があるのでしょうか。
     彼らはそれを永遠の破壊の場にしようとしているのではありませんか。
     彼らは定命の者たちに悪を植えつけます。
     幼子も逃れられず、中年も、老人も、老婆も逃れられません。
  21.  神と主神が築いた天界の王国は、
     ドルジャと胎児の害虫の巣となりました。
     正しく徳ある心を築く場所は、もはや残っていません。
  22.  わが神と主神たちは、悪の世界の従者となるのですか。
     彼らの取り扱うものは腐敗だけとなるのですか。
     今、私は大空firmamentにおいて、わが聖なる息子娘たちに答えました。
     天界の遠き場所から彼らを呼び、わが手の業を見届けさせました。
     地球とその天界を造ったのと同じ目的のために、私はそれを治めるのです。
  23.  彼らがわが尺度に足りなければ、
     私はそれを伸ばします。
     彼らが道を踏み外せば、私はわが好みに従い剪定します。
     彼らは私のものだからです。
     見なさい、
     愚か者は言います――
    『ジェホヴィは失敗を作った!
     創造主はある目的のために世界を創造したと言うが、
     それは彼のしるしから外れている!』と。
  24.  神よ、聞きなさい。
     あなたがたの主神たちを通して、彼の自惚れに答えなさい。
    『創造主以外に、誰が人に生命を吹き込めるというのか』と。
     私はzeroにおいて人を造り、こう言いました――
    『人よ、私は二つの道を作った。
     一つは永遠の光へ導く道。
     もう一つは永遠の闇へ通じる道』と。
  25.  今、私は人に闇を示しました。
     これは証人であり、人がわが言葉がすべて真実であることを知るためです。
     ならば、なぜ我は世界と人と天使を、永遠の闇へ下るように創造してはならぬのですか。
     闇と痛みによってこそ、私は人を前へ押し進めるのではありませんか。
     いや、自惚れた人は、私が失敗を置かなくても、自分で勝手に失敗します。
     ならば、なぜ私は賢く創造しなかったのでしょうか。
  26.  私にはわが道を行う権利がないのですか。
     すべては私のものではないのですか。
     人が肉体の部分で死ねば、それは失敗なのでしょうか。
     そうでなければ、どうして人はわが精霊エーテリア界へ上ることができましょうか。
     神よ、主神たちよ、彼の目を開かせなさい。
     彼は元は無であり、私が彼を造ったのです。
     彼はわが計画と裁きをのぞき見ようとし、
     乏しい学びで自惚れを高め、すべてを知ったかのように装います。
  27.  私は野の穀物を育てますが、熟す前の日に風と雨を送り、それを徹底して滅ぼします。
     私は整った肢体と強い腕を持つ人を生み出しますが、その盛りの時に彼を打ち倒します。
     私は母に愛の情熱を与えますが、初子を取り去ります。
  28.  私は知らないのでしょうか。
     まず何よりも、人はわが力を知るよう教えられ、
     その後にわが叡智を知るよう教えられるべきことを。
     彼らは死者の場所、地獄、破滅を見たことがあるのですか。
     教えなさい、神よ。
     究極の復活は、わが栄光であり、わが歓びであることを。
  29.  地上の人はこう言うのですか――
    『創造主は怒った。だから陸地を海の下に沈めたのだ』と。
     彼には、今日、我が地獄と破滅を追い出したのだと理解する叡智がありません。
     ドルジャは彼の愛であり、吸血鬼のように互いを喰らい、双方を滅ぼすのです。
  30.  しかし私は、これが彼ら自身のために良いことだと知っています。
     わが布告はすでに発せられたのです」

【2章】

  1. 私、アフはジェホヴィの子であり、精霊エーテリア界の高き所に住み、
    しばしば物質コーポ界の変化と動乱について訓練され学んできた者です。
    そこで私はジェホヴィに答えて言いました。
  2. 「諸世界の御父、全能なるジェホヴィよ!
     あなたの子にして下僕である私は、あなたの御声を聞きました。
     見てください、
     私はこうべを垂れ、膝を折り、苦しむ地球と堕天hadaへ向けて、
     十億の勢力をもって疾走し、打って出ます。
  3.  聞きなさい、地球の天界の天使たちよ。
     ジェホヴィの永遠の王国から、私は語り、
     彼の御力によってそのことを明かします」
    その時、彼の声は再び、高き天界を走り渡り、
    地球よりも古くから住む天使たちのいる所に沿って流れました。
    ジェホヴィは仰せになりました。
  4. 「聞きなさい、
     ギブラタトバGibrathatova平原にいる、オルOrオトOotの長たちよ。
     ワウクアワウクWauk’awaukベリアトンBeliathonドルDorにいる迅速な特使の軍勢に、
     わが言葉を告げなさい。
     彼らはそれを広く急送し、
     メンタブロウMentabrawおよびゴウGowhカックスKaxに属するアジの塚の間々へと走らせるでしょう。
  5.  聞きなさい、
     精霊エーテリア界のファスFasレイッゲLeiggeオマザOmazaの弧にいる、
     ホエタイヴィHo’etaiviおよびヴァイヴィヨニロムVaivi’yoni’romの女神たちよ。
     反抗する側面が崩れ落ちる衝突の中で、
     赤い星とその天界についてのわが布告を告げなさい。
     私はセスSethライムRaimの森において刈り入れをなすからです。
  6.  聞きなさい、
     幾百万年の時を立ち、物質コーポ界の管理者であるフモンケンソートH’monkensoughtsよ!
     私は赤い星の誇りと栄光のうちに、
     そのウズuzヒスhissとを宣言しました。
     プラムフゴウPlumf’goeの街道に沿って、
     バインBainにある精霊エーテリア界の渦にいる偉大なる高位の神ミアンタフMiantafへ、
     またロームRomeへ、
     ネシュアウトーザNesh’outozaへ、ドュージDu’jiへ、
     広く知らせなさい。
  7.  聞きなさい、
     幾千億もの男神女神の中にあるオリアンの王と女王たちよ。
     私は太陽の偉大なる蛇のシヴォルクムc’vork’umにおいて語りました。
     わが息吹の波は、広大なる天空firmamentを迅速に進みゆく。
     赤い星は、わが研ぎ澄ました剣の尖端へ向けて飛翔する、と。
  8.  アマルAmalワワWawaにあるオリアンの原野に、
     わが声を布告しなさい。
     言葉の明晰なる羊飼いたち――
     ズイアスZouiasベルクBerkガウブGaubドムファリアナDomfariana――を、
     全速でアクヤヤAxyayaの道へ飛ばしなさい。
     そこは、幾百万年前、赤い星の渦が最初に星雲を集めた場所です。
     そして道すがらこう言いなさい
     ――『ジェホヴィは、旅する世界に剪定の刃を当てることを布告した』と。
  9.  それを水晶の天界――避暑する主神たちの住まい、
     ウォクWokギイGhiムグエM’goeウトウUt’taw――に向かって、
     広く叫び告げなさい。
     彼らを急行する赤い星へ呼び集めなさい。
     見なさい、
     彼女は毛を刈られる子羊のように跳ね回ります。
     来たるべき衝撃は、いまなお低く眠っています。
     彼らに、わが声の響きを運ばせよ――爆発した世界のジヤの沼地へ。
     そこでは元素が咆哮し沸騰し、
     賢き天使と神々が、
     わが手業の神秘を見いだそうと探索しています。
  10.  私が語ったことを告げなさい――
     わが豊穣の世界にある精霊エーテリアの海の海溝troughsの近くにいる、地球とその天界に。
     私は地球を玩具のように掬い上げるでしょう。
     そして地球の渦は、獲物に飢えた蛇のように巻き閉じるでしょう。
     テッサThessaカウKauティンワクワクTin’wak’wakにおいてそれを布告し、
     それらの知らせをジャヌクJanukダンDunギチェフォムGitchefomへ送りなさい。
  11.  聞きなさい、
     多くの世界の創造と、その消滅とを目撃してきたクリスヘルマツホルダックKriss’helmatsholdakよ。
     あなたがたの庭園と邸宅を開け放ちなさい。
     見なさい、
     わが釣り竿の投網の綱は張り渡されました。
     数えきれぬ幾百万のドルジと胎児霊が、わが網に落ち入るでしょう。
     わが声はすでに、ロドウィスキRod’owkskiの広大な精霊エーテリア界の平原にある
     ケムゴウChem’gowととルーLooアブロスAbrothフイタヴィHuitaviと、
     さらにマスmasカッツKutsにまで発し出ました。
  12.  ハレブHalebは私を聞きました。
     オリアンの農園にあるボルグBorgホムHomZiルスLuth、そしてコールChorもまた。
     そこから音楽の中心音は流れ出る――物質コーポ界よりも古い女神たちから。
     彼女たちにとって、世界の衝突の轟きは、
     創り出された一つの音符に等しく、
     遠い過去の事どもを呼び覚ます豊かな力を持ちます。
  13.  私は語りました
     ――わが息吹は、ひとつの浮遊する世界である、と。
     わが言葉は、幾千万もの太陽と星々が旅する線の上に書かれています。
     そして精霊エーテリア界の天空にある神々の住まいの中心にそれがあります。
     彼らに宇宙の果てまで叫ばせなさい。
     わが名において、マウクベイアンジョウMauk’beiang’jowヒダンhi’danへ彼らを招きなさい。
  14.  偉大なる蛇の場所の周囲に、
     わが布告の言葉を携えた迅速なる特使を遣わしなさい。
     ワンWanアナAnahアナカロンAnakaronシスSithの主神たち、および神々を連れて来なさい。
  15.  ガドGhadアドーニャAdonyaエティシャイEtisyaiオネッシOnesyiと、
     起こし上げられた軍勢とを呼び集めなさい。
     なぜなら上天における、ジェホヴィの息子娘たちの”かつての時代past time”が、
     いま近づいているからです」

【3章】

  1. ああ、赤い星の堕天hadaの天使たちよ。
    さらに、神よ、そして汝ら主神たちよ
    ――起こし上げられ、力強く、数えきれぬ軍勢を従え、
    定命の者たちの思いに素早く応じる者たちよ。
    ジェホヴィの子アフの言葉を聞きなさい。
  2. 私がオリアンのノエ弧にいたとき、
    赤い星は、ヴォルフVorh精霊エーテリア群にあるウツウォルダヤルクUtswowldayarkを通過していました。
    そのときジェホヴィの御声が私に来て、こう仰せになりました。
    「行きなさい、わが子よ。
    地球を救い出しなさい。
    私が遣わし得る者は、すべてあなたとともに連れて行きなさい」
  3. そこで私は、天界の星々と地球の記録、
    またジェホヴィの収穫の記事を調べました。
    そして私は悟りました。
    赤い星における“束縛bondage労役labor”は、
    居住可能世界が文明化して進展してゆく尺度の中で、
    第七等級の規模にある、と。
  4. 彼の御声が、上天の軍団を四方八方から、
    また地球の下と上とから呼び集めると、
    形の整った星々が幾万(myriads)も動き出しました。
    それらは火の船であり、天空firmamentを疾走し、
    その上には、地球と堕天hadaで働くよう
    ジェホヴィに召された男神女神が乗っていました。
  5. 彼らは四方から迫り、さらに近づき、より密に、より明るくなった。
    火花散る火の柱と、下へ揺れ垂れる光の帳を伴いながら。
    こうして地球の周囲の全空間は、
    ジェホヴィの精霊エーテリア界の火の船のこの軍勢によって、
    hedgeのように取り囲まれました。
  6. 再び私は御父の声を聞き、こう仰せになられました。
    「アフよ、わが子よ、わが聖なる者よ。
    男神女神の創造主たるジェホヴィの声に耳を傾けなさい。
  7. 見なさい、私はわが子ネフNephに叡智と力を与え、赤い星へ遣わしました。
    彼は長く去ったままです。
    長く、人間と天使の黒き闇と格闘してきました。
  8. 勇敢な兵士が最も激しい戦場へ突進し、
    絶望的な争いの中で自己を忘れながらも、
    あらゆる不利に抗して闘い続け、決してやめないように、
    まさにそのように、わが神ネフは
    三千年の間、地球の“全き手足”――すなわち諸大陸――の
    すべてを救うことを望み続けてきました。
  9. わが聖なる座から、
    私は永遠の命のための戦いを見守ってきました。
    しかし、あまりに多産な地球は、
    霊的な人間よりも物質的な人間へ、より多くを与えてしまいます。
    そこで私は、勇敢なるわが子ネフを救うため、
    わが軍団を援軍として差し向けます。
    行きなさい、アフよ、わが子よ。
    彼のもとへ行きなさい。
    彼と彼の主神たち、そして彼の精霊エーテリア人に、
    わが正しき布告を宣言しなさい」
    アフは言いました。
  10. そこで私は迅速なる特使を堕天hadaへ下し、
    ジェホヴィの子ネフに、神々の進軍と駐在、
    そして御父の布告(decree)を知らせました。
    そして私はそれに付け加えて言いました。
    「ネフよ、ジェホヴィの子よ、
    あなたの軍勢を伴い、ここへ来なさい」
  11. ほどなく、ネフはジェホヴィの御名において私に答えました。
    「アフよ、ジェホヴィの子よ、私は来ます!
     私の祈りは聞き届けられました。
     至高の極みAll Highestに、あらゆる讃美あれ!」
  12. それから私たちは、堕天hadaにおいて、
    上昇の準備として整えられている、ネフの船と忠実な軍勢を見ました。
    私の場所から見えたものは、
    地球を取り囲むジェホヴィの幾万の船団からも同じく見えていました。
    そして私の場所は、軍勢が速度正しく、迅速で、
    秩序立って集まる中央の玉座のようになりました。
  13. 彼らが集まって来るその時、
    ネフの船もまた堕天hadaから上昇しました。
    その間、私の船はチンヴァトの境界、すなわちハインHeinの学校のある所に留まり、
    月から七アグagus離れた位置にありました。
  14. 再びジェホヴィの御声が私に来ました。
    「わが子よ、
    あなたの船を固く繋ぎ留めなさい。
    あなたの場所は、わが軍勢の軍隊の先頭となるからです。
    また、あなたの随伴者consortsを、あなたの場所から地球に至るまで一列に延ばしなさい。
    これは、私が刈り取る者たちを引き渡し、救い出すためです」
  15. そこで私は船を繋ぎ留め、使者たちは天界に集結しつつある力のもとへ急行し、
    ジェホヴィの船にいる精霊エーテリア人の集団に、ジェホヴィの御命令を伝えました。
    そして今、ネフが来ました。
    彼の船は上昇を終え、長く共に働いてきた軍勢で満ちていました。
    私は彼に挨拶し、こう言いました。
    「ジェホヴィの力と叡智によって、
    ワガ大陸は切り離され、水没させられ、その天界は運び去られます。
    あなたは地球へ戻り、地球と天界のすべての管区から、
    闇の霊魂をワガへ連れて来なさい。
    私が彼らを運び去るためです」
    ネフとその軍勢はこの威容ある光景を眺め、そして地球へ引き返しました。
  16. ただちに火の船団は一列に整列し、
    私の場所から堕天hada
    ――そこにはネフと地球の主神たちが留まっていました――その列を延ばしました。
    彼らの軍勢は陸と水のすべての管区へ広がり、
    かつて主神たちが築いたさまざまな天界の王国を抱え込むように包囲しました。
  17. そしてこの精霊エーテリアの船の列には、階級ごとの天高原plateauxが配置されました。
    男神女神の軍勢は、彼らが来た精霊エーテリアの部署において示された
    叡智・力・愛の階級に従って所定の位置に就きました。
    列の両端には、二人のオリアン長が立ちました。
  18. 私はその列を区画に分け、各区画は二百五十艘の船から成るようにしました。
    区画は千ありました。
    そして各船は一万倍にまで縮約されました。
    これは地球の地殻を破り、大陸を沈めるのに必要な力でした。
  19. 列に沿って私は、
    哨兵sentinels護符talismenと、数えきれぬ使者を配置しました。
    こうしてジェホヴィの御声と、その子らの声は、
    一瞬のうちに全域を走り渡ることができました。
    その後、私は輸送の管を作りました。
    それは船団の前方に伸び、地球からチンヴァトを越えた先にまで達しました。
    私はそれを地球の大気atmosphereで極限まで満たし、
    それがイオサンクIo’sankに接続する所まで満たしました。
    そこへ私は、地球の海で滅びる者たちのドルジャと胎児霊を移送する決意を定めました。
  20. 十区画ごとに、
    私は百人の元帥と一柱の神を任命し、
    十柱の神ごとに、エミュットEmutsにおける一人のChiefを置きました。
    彼らが来た天界の階級に応じて、私はその任を与えました。
    これが、すなわちエミュット長たちです――
    すなわち、
  21. アガーAgar
    ボーウィッチBowitchにいたジェホヴィの息子アチャブAchavの命令で、物質コーポ界のゴダドGodad星から来ました。
    アジの70番目ベンBenにて育ち,ゴンGonにて七十万年居住しました。
  22. ホギHoe’ghi
    ジェホヴィの息子。
    ハドムHadomアグAg、4つの星雲とペトラPetrathマルシュワンMarsh’wan
    物質コーポ界の星アランクスAlanxジュンJunの迅速なる特使。
    ジョイスJoisロスウォークRoth’wokにて百二十万年居住しました。
  23. フィストフムテイブFist’humitaivi
    ジェホヴィの娘。
    カイスKaihのジヤのオオドスロンOods’lon
    イネIneの女神。
    アドAdの女神。
    精霊エーテリア界のラビスLabis孤にあるワルワルWal’walと、物質コーポ界の星テルウィグTer’wigと、
    エクスワーExwerゴーヘンGohen平原の教師を百三十万年勤めました。
  24. ヒアタHi’ata
    ジェホヴィの娘。
    アジの57番目ヒエアンバックHue’enbakと,物質コーポ界のヒーストHeats星の看護婦。
    搾乳女milkmaid
    ルフLufの女神。
    精霊エーテリア界のオーバンフO’banf天高原plateauの女神。
    階級九十。
    ヌドNudイクスIxにて二百万年居住しました。
  25. ゴンレプスGon’leps
    ジェホヴィの息子。
    ネイNeyの神。
    アパーAperの神。
    ドンDonの神。
    ムーMuの神。
    レウReauの神。
    イルIrジャナーJan’erボーBoの医師。
    精霊エーテリア界のアジ・DoにあるオンロフOn’lofピクタスPick’tusにて七十万年居住しました。
    シャラーShararオブリンOblinクトKuteの元帥。
  26. ネオNeo
    ルンLunヒンタヤHintayaの神。
    モルスMorsの神。
    テスプーネThespuneの神。
    ペーPehの管理者。
    七番目のアジ高原ウォハガイWoh’haggaiの救世主。
    物質コーポ界の星セティイーSe’etiyiにて生まれ、シルネSirneに百七十万年居住しました。
  27. シッチSicci
    ルーツLootsラブRabにあるヌーNuの女神。
    バドBadの女神。
    トゥレTureの女神。
    二十番目のアジのレドRedの女神。
    物質コーポ界のイスムルIth’mule星から来ました。
    スガSugaにて百年間居住した後、ランナRannaにて百二十万年間居住しました。
  28. リスティッカListiac’ca
    マンManの女神。
    ヒルツHirzeの女神。
    ソムSomナイNyeの女神。
    オルトバクOlt’bakアギムスAgimus機織はたおり。
    物質コーポ界のメムMem星にて育ち、ダスサヴィグDas’sawigガブリオメティGabriometyにて二百九十万年居住しました。
  29. トゥシカTussica
    コルKolの女神。
    ローストLowstウィッタワガットWittawhaggatの女神。
    マガッツァMaggatzaドゥエジDu’e’jhiルーLooの女神。
    エプEpの女神。
    ヘナシャロンキャHennasshalonkyaのゲクGekの女神。
    五十五番目のジヤ湿原ドボクタDobboktaトルTurの女神。
    サーペント・タンthe Serpent Tan物質コーポ界の太陽ニッツNitzにて育ち、
    タヤイヒツィヴィTayay’hitsiviにて二百万年居住した後、パラPallaにて百七十万年前から居住しています。
  30. フィアティシFiatisi
    ルブブクLubbukの女神。
    ゴウローロGowloloにいるサランヤSaran’yaの女神。
    イズIzの女神。
    セルルSerlの女神。
    ロクロウLok’lowの女神。
    七十五番目のアジのウムUmの女神。
    ワルツWartzドエフイッタDo’e’huittaの女神。
    クレイヤCrayyaの女神。
    バクフーBak’hooの女神。
    ティールTeelロシーツRos’itzの女神。
    ムッツムッツMutz’mutzの女神。
    ウクフムホウツWouk’humhowtzラレレットLa’erretsの女神。
    ビルBilダスクワンゲッセルDusk’wan’guesselの女神。
    オルクサOrk’saの女神。
    アンクスートUnksootの女神。
    スルフィッタSl’huittaの女神。
    シェインSheinの女神。
    イサIsaの女神。
    ハムHamの女神。
    レイコワウReikowowシュイティットShuititの女神。
    ダインDaingゴウウォクGou’wokの女神。
    ファイッタザメルFaitta’zammelの女神。
    七番目のアジ のジッタヤバウZittayya’bauf の庭のジッタヤハウブZittayya’howbの女神。
    フアラHuallaの外科医。
    ボスBosの外科医。
    ラッパヤRappayaの外科医。
    ルムゾンLum’zonの外科医。
    セマタイスSemathaisパイガPaiggaの看護師。
    ジッドZidの看護師。
    ルーシーLoo’seeの看護師。
    ホームHomeの看護師。
    ブライアスBriathathの看護師。
    オッパOuppaの女王。
    ロッガRog’gaの女王。
    トゥーTuhカイビスマックKaibbi’summakトゥーツムッツTootz’mutzビルビルBir’birクテンスキーCtenski
    リヴィアRivviaスーンsoonハダブHadabフッソハウツFussohowtzセレスCeresの規律師。
    プランツァPlanzza星にて育ち、
    バルBalワワラウクWawa’laukの迅速なる特使を五十万年勤めました。
    トワッカTo’wakkaランフウォトRunfwotの迅速なる特使を五十万年勤めました。
    テラシャシュTerashashにて百万年居住し、
    ニジャイNi’jayay平原にて百万年居住し、
    グンGunにて五十万年居住し、
    物質コーポ界の道路を五十万年作り続けてきました。
  31. このようにフィアティシFiatisiは他のすべての男神女神より階級が高く、
    アフにとって特別の名誉賓客であり、
    また他のすべての長でもありました。
  32. そしてフィアティシの精霊エーテリア界の船であるその星は、
    ワガの地の水没によって解放されることになる霊魂たちの救出を、
    よりよく見届けられるように、地球の近くに配置されました。
    その霊魂は、二百四十四億四千万以上であり、
    そのうち三十億を超える者が、
    胎児霊と、使い魔と、混沌の中にある霊魂でした。

【4章】

  1. ジェホヴィは仰せになりました。
    「アフよ、わが子よ。
     ワガの地の周囲に、火の柱の壁をめぐらしなさい。
     生垣を植えるように、火柱を近くに打ち立てなさい。
     なぜなら、堕天hadaにいる偽男神と偽女神たちは、
     自分たちの住処が水の中へ沈みゆくのを悟ると、
     ジュドやヴォフ、その他の国々へ逃れようと企てるからです。
  2.  しかし、あなたは一人として逃がしてはなりません。
     彼らはこの地が産み出す豪奢な産物ゆえに、
     よりよく己が邪悪な欲望を飽かせるため、
     この地球の一管区へ移り住んだからです。
  3.  そしてあなたは、ワガの国境の周囲に網を張りなさい。
     海の線に沿い、北方の高い山々に至る線に沿ってです。
     その網はワガ大陸を取り囲み、高さは一千マイルとし、
     また横幅も持たせなさい。
     かくして闇の霊が一つとして逃れ、
     外へ出る道を見いだすことがないようにしなさい。
  4.  そしてあなたが網を張り終えたなら、
     堕天hadaの大いなる王国々と、偽りの王国々へ、
     偉大な力を備えた精霊エーテリア人を十分な数、送り込みなさい。
     さらにあなたは、
     地上のワガへ、十分な数の精霊エーテリア人を降らせ、
     すべての定命の男、定命の女、そして定命の子供に、
     それぞれ五人ずつ、付き添いを持たせなさい。
  5.  また定命の者たちのもとへ下る者は、
     産衣の毛布を十分に携えて行かせなさい。
     滅びの時に、定命の者たちが死に沈むとき、
     あなたのしもべたちは、その産衣の毛布の上で解放された霊魂を受け取り、
     それを大気界の上昇の柱へ運び上げなさい。
     そこにてあなたの軍勢が彼らを受け取り、
     エスヤンes’yansの作法にならって、食物と衣服を与えなさい。
  6.  しかし、こうして多くの母親が、
     胎内に子を宿したまま水の中で滅びることになるでしょう。
     その子らは胎内依存のまま生きているのですが、
     それもまた、わが目には正しきことです。
     私が彼らをそのように創造したからです。
     ゆえに、そのような胎児たちすべてには、特別の配慮を与えなさい。
     彼らには罪がないからです。
     母が物質界において死に、胎児もまた同様に死ぬときは、
     彼らの霊魂をここへ運んで来なさい。
     ただし別々にせず、共にです。
     そして胎児の扱いに力ある志願の天使をあてがい、
     幼な子の霊魂を彼女に委ねて、適切な離乳の時まで養育させなさい。
     さらに同じ場所に、その子の母のための住まいを設け、
     その母が(その子の)愛と歓びとを受け継ぐことができるようにしなさい」
  7. 御声が止むと、ジェホヴィの子アフは、
    時が来たしるしを探すかのように軍勢を見回しました。
    しかし再びジェホヴィは語られ、こう仰せられました。
  8. 「堕落した世界の不幸のただ中にあって、
     私は、わが精霊エーテリア界の女神たちの温かな愛のために食を創りました。
     見なさい、
     ここに彼女らは数百万もいます。
     闇の中で失われていたものの褒美を、いまようやく受け取り、
     永遠の楽園において喜ぶべき息子や娘を育て上げる希望を、
     各々が抱いています。
     私が子のために母にだけ“愛の才能”を与え、それで終わりだと思わないように。
     愛の才能は、その萌え始めの時期incipient ageにおいて、母の魂を子に結びつけますが、
     同じ才能が、わが女神たちにおいても、
     無力な世界の上に広く行き渡っているからです。
  9.  彼女らは、物質的な束縛から永遠の光へと救い出される幾千・幾百万の霊魂にとって、
     助産婦であり、また母のような者ではありませんか。
     しかも、誰がその数を数え得ましょうか。
     ここにはレイガスLaygasから来た一億が立ち、
     イノプタInoptaから一億、
     カルドクKardukから二億、
     ブックBuchkから一億、
     ニンNinから二億、
     ルーウィグLuth’wigから二億五千万、
     ピトPiedから一億、
     レイRaigから二億、
     ネイヴィスNaivisから五千万、
     ダクダクDak’dakから二億、
     そしてオドOdから二億五千万がいます。
  10.  私が精霊エーテリア大空firmamentで語ると、彼女らは私に答えました。
    『まことに、彼らは好奇心のために来るのでもなく、
     からの腕で来るのでもありません。
     見てください、
     彼らは新しく生まれてくる者にふさわしい、
     無数の小さな備えを整え待っているのです!
     物質corporから切り離される者たちを喜ばせるために、
     養育の手立てregimen衣装draperyとして、彼らが何一つ携えて来なかったものが、
     この太陽の下に一体あるというのでしょうか?』」

【5章】

  1. ジェホヴィは仰せになりました。
    「今、私はあなたを嘆きます、おお地球よ。
     過ぎ去り、すでに去ってしまったあなたの天界の栄光は、
     神々への教訓となるでしょう。
     わが子セタンテスの叡智の場所であったホレド――かつては高く掲げられていたその所も、
     見なさい、
     測られて失われ、下へ落ちました。
     モーブMoebはもはや無く、イエシュアYeshuahは堕ちました。
     多くの復活の天高原plateauxが漂っていたその場所には、
     いまや泥濘に沈む吸血鬼と、聞くことも見ることもない何百万もの霊魂がいます。
     彼らは永遠の闇の底へ底へと、絶えず穴を掘るように潜り込んでいます。
  2.  天高原plateauxは砕け散り、物質substanceは撒き散らされて秩序も組織もありません。
     地球の過ぎし日の神々の栄光ある働きを示す痕跡は、
     もはや一片たりとも残っていません。
  3.  聞きなさい、男神女神よ。
     これら深い惨禍を見つめるとき、魂は奮い立ち、偉大な叡智を保持するようになります。
     私はこのように人間を創造しました。
     闇の中から彼を創造しました。
     わが聖なる天使たちは彼に直立して歩むことを教え、永遠の光へ進むため、
     わが掟を授けました。
     しかし人間は、わが神と主神たちの掟に従わなかったがゆえに堕ちました。
     それでも、少数の者は掟に従い、堕ちることなく、
     上天のわが栄光のために、相続人heirsを育て上げました。
  4.  そのような者たちを、私は創造したあらゆる物質界において模範として示しました。
     堕ちなかった者たちは、堕ちた者の前に立つ模範examplersとなったからです。
     彼らは私と、わがみわざを信じる信仰を持っていたゆえ、
     わが叡智と正義を疑いませんでした。
  5.  だが、堕ちた者たちについては、これがその歴史です。
     彼らはまず、わが位格Personを疑い、次にわが叡智を疑い、次にわが正義を疑い、
     最後にわが力を疑いました。
     それから彼らは、神とその主神たちの愚かさを宣言し、
     ついには自ら僭して言いました――
    『人間より高きものは何もない』と。
     さらに彼らは自分について、
    『我こそが最上位である』
     と言ったのです。
  6.  聞きなさい、男神女神よ、わが声を。
     逆風によって定命の船長に健全な教訓を与えるように、
     あるいは酷烈な冬によって物質界の農夫に家族を養う教訓を与えるように、
     同じく、邪悪な世界の瀬戸際において、
     私はあなたがたに、わが王国を管理する教訓を与えます。
     この時より後、地球は滅びず、その上の天界も滅びません。
     ならば、どこが――わが神々が叡智と力をもって、
     地球を治め得ないというのですか。
  7.  多くの天使たちは、自分こそ至高All Highestだと思い込んで以来、
     掟を脇へ退けました。
     その掟の一つはこうでした。
    『新しく死んだ霊魂が、定命の親類のもとへ戻り、共に住むことを許してはならない』
     なぜなら、上天を知らぬ彼らは、
     ジェホヴィとその永遠の王国について偽りを教えるからです。
  8.  そして、一つの掟が捨てられると、他の掟もまた同様に捨てられました。
     かくして、天界の知識を持たぬ新しく死んだ霊魂たちは、
     それぞれ自分勝手なやり方で定命の者たちを導くようになりました。
  9.  彼らは共に住み、共に眠りました。
     そして夢と幻の中で、定命の者たちは自分を賢いと裁きましたが、
     自分が眠りの中で憑かれていることを知らずにいました。
     肉の欲望について、霊はそれを黙認し、より高き神や主神を持たなかったのです。
  10.  そして、一つの霊が戻って定命の者に取りつくと、また一つ、また一つと続き、
     ついには何百、何千という霊が、一つの物質の肉体に住み着きました。
     しばしば彼らは、受胎の時に私が与えた本来の霊をそこから追い出したのです。
     しかも定命の者たちはそれを知らずにいました。
     魂の混乱のゆえに、彼らは直接の目的を失って空虚となり、
     地上において無価値となりました」
  11. ジェホヴィはさらに仰せになりました。
    「ゆえに今後しばらくの間、
     地球では、エスヤンes’yansの霊魂が定命の者たちのもとへ戻って住むことを許してはなりません。
     地球は四方を、エムンemunの壁、
     そして死の刻に死者の霊魂を運び去るアシャールによって取り囲まれるでしょう。
  12.  しかし、定命の者たちがこれらの事柄を理解し得るようになる時が来ます。
     その時には、彼らの親類の霊魂は、
     天界での聖なる労働から一定の間隔で戻り、
     顔と顔を合わせて彼らに会い、語り合うことができるでしょう」

【6章】

  1. さて、ジェホヴィの子アフは言いました。
    精霊エーテリアの軍勢が正しく秩序をもって配置についたとき、
     私はあなたに呼びかけました、ジェホヴィよ。
    『御父よ、御身の力と叡智により、
     上なる天界と下なる地球とを結び合わせてください!』
  2.  すると、地球の渦の境界にあるチンヴァットまで伸びていた精霊エーテリアの柱の端は、
     あなたの広大なる天界の圧力によって、堅く固定されました。
  3.  私は再び言いました。
    『御身の力と叡智により、ジェホヴィよ、
     上なる天界と下なる地球とを結び合わせてください!』
  4.  すると、地球へと下っていた精霊エーテリアの柱の端は、
     海に沿い、また北の高い山々に沿って、
     ワガの国境の周囲に堅く固定された。
  5.  私は再び言いました。
    『ジェホヴィよ、
     御身の栄光のために、永遠に地球を悪から救い出してください!』
  6.  そのとき、地球の渦が極限から内へ内へと迫り、
     見てください、地球は砕けました!
     強大なる大陸は、その固定から切り離され、
     地球の火は激しい轟きを伴い、炎と雲となって噴き出しました。
     そして大地は、海の船のように前後へ揺れ動きました。
  7.  私は再び言いました。
    『ジェホヴィよ、
     鎖で縛られた御身の天界を、
     腐りゆくしかばねとして引き渡してください!』
  8.  そして再び、地球の渦は四方から閉じ迫り、
     その圧力によって大地は水の下へ沈み、
     もはや再び浮上することはありませんでした。
     物質人は死に落ち、胎児霊と使い魔は戦いを捨てました。
     彼らには立つ場所もなく、
     天界のいずれの場所へ行けばよいのかも分からず、
     ただ迷い、助けを求めて叫び泣いていました。
  9.  そこで私の軍勢は、あらゆる方角へ出産用の毛布を携えて急行し、
     無数のドルジ、胎児、エスヤンを受け取り、
     彼らを光の泉の場所へ集めました。
     そこには、私が彼らのために大気を備えており、
     彼らはその中に置かれました。
     その数はあまりに多く、
     神々でさえ、かつてほとんど見たことのないほどでした。
     そして御前に証しするため、
     ジェホヴィよ、
     私は彼らを数え上げさせました。
     すなわち、私の男神女神の部課sectionsを用い、
     その分掌の区分divisionsに従ってこれを行わせたのです。
  10.  ドルジと胎児霊は、百六十六億六千万でした。
     その多くは何千年ものあいだ、胎児やドルジとして地上に生きてきましたが、
     彼らのうち多くは永遠の生命に堪え得る者ではありませんでした。
     第一の復活に属する者は三百六十億、
     第二の復活に属する者は三億五百万でした。
     しかし、最後の百年間において地球は、
     永遠の生命に堪え得る者を一人も産み出しませんでした
     ――ただし、イヒン人の残りの者たちを除いては。
  11.  いま地球が救済され、
     死者の霊魂には逃げ場もなく、
     また定命の者たちのもとへ戻ることもできなくなったとき、
     私はあなたに呼びかけました、ジェホヴィよ。
    『御身の力を私に与えてください、ジェホヴィよ。
     そうすれば私は、地獄のすべての天高原と、
     埋没した大陸の天界とを運び上げましょう!』
     するとあなたの御手は剣の刃のように来臨し、
     火のごとく燃えつつ、
     沈んだ大陸の海の上を掃き渡り、
     すべてを切り裂いて分かち離しました。
     そして見てください、
     私の足を繋ぎとめていたいかりは切り離され、
     天界の球体spheresは私の命令のもとに置かれました。
  12.  そのときあなたの御声が私に届き、こう仰せになりました。
    『わが子よ、復活の地floor of the resurrectionへと降り、
     わが娘フィアティシを連れて行き、
     昇天の場place of ascensionの中央へ入りなさい。
     そうすれば私は、あなたの目が見届けたすべての復活を、
     あなたの栄光に付け加えましょう』
  13.  そこで私は降り、ジェホヴィの娘フィアティシを伴いました。
     命じられた場所へ到着すると、
     あなたの力がその場に臨み、それは上昇を始めました。
     やがてそれは垂直の軸を中心に回転しながら、
     ますます高く昇っていきました。
     回転しつつ上昇したのです。
     そして私たちは、地球から解き放たれ、
     もはや地球と共に回転していないことを悟りました。
     しかも私たちは、下で回転し続ける地球を見つめながら、
     ゆっくりと上へ昇っていきました。
  14.  私は言いました。
    『上へ、ジェホヴィよ!
     上へ、ジェホヴィよ!
     上へ、ジェホヴィよ!』
     そして全軍勢が同じ言葉を繰り返しました。
     なぜなら、私たちの意志と知識は一つの単位unitのようであり、
     それゆえに私たちはあなた――我らの創造主――において
     力を得たからです」

【7章】

  1. ジェホヴィは天蓋において語り、こう仰せになりました。
    「新生者たちを、ハウツォンHautuon精霊エーテリアの天界にある、
     ウクルーUk’looの森へ、
     またノエ弧へ通じる『ジヤji’ay’anの道』へ連れて行きなさい。
     そして、彼らを彼ら自身の世界に据えて基を定めたなら、
     男神女神を彼らのもとに残して、
     彼らを区分し、必要に応じて供給しなさい。
     すべてのものは、彼らが知識と個性に到達するために与えられるからです。
  2.  彼らをそこに置いたなら、
     わが子ネフと共に急いで地球へ戻りなさい。
     私はそこで、イヒン人の船団と共に労しています」
    こうして彼らは救い出されました。
  3. それゆえ私は、できる限り早く出発した。
    この大いなる救済において助けを与えてくれた
    フィアティシに別れを告げ、その助力に感謝しました。
    そして私は、ジェホヴィの子ネフと、
    さらに三万人の男神女神、
    加えて、天界およびさまざまな物質界において
    幾千年もの経験を積んだ一千万の精霊エーテリア人を伴い、
    地球へ帰還しました。
    すなわち、陸地が沈み去った場所の海へと戻ったのです。
  4. 私が、イヒン人が逃れた船団のもとへ行くと、
    以前に私が命じておいたとおり、
    彼らを管理している神々がそこにいるのを見いだしました。
    そのとき、あなたの御声が私に届きました、ジェホヴィよ。
    あなたはこう仰せになりました。
    「わが子よ、天界の風の流れを曲げ、
     船団が群れを成すように形づくりなさい。
     それらを分け、合して四つの船団としなさい。
     そして天界の風をもって船団を押し進め、
     地球の四つの異なる地へと導きなさい。
     地の過去の歴史と、その適応に従ってです。
  5.  なぜなら、あらゆる国において、
     私の選びし者たちが、私の永遠の王国の礎を置き始めるからです。
     彼らはもはや、
     地上の闇の民によっても、
     天界の闇の民によっても、
     滅ぼされてはならないのです」
  6. そこで私は、あなたの命令が私に課した労に従い、
     軍勢を分けて四つの区分としました。
     そして私はネフに言いました。
    「神よ、
     ジェホヴィがあなたに示された国々へ、
     彼らを導いてください。
     あなたは地球のすべてを知っているからです。
     覚えておきなさい、
     あなたはなお地球の神です」
  7. 私は言いました。
    「ジェホヴィよ、
     御身の光によって、
     私は二隻の船を、沈まなかった北の地へ向かわせたいです。
     彼らは来るべき時代の証しとなるからです。
     それゆえ、あなたの神々に風向きを変えさせ、
     二隻をほかの船団から押し分けてください。
     同じ時に、私の使者が北の地へ先導し、
     あなたの神々はそこへ至る天界の風を形づくるでしょう」
  8. 風の流れを司る者たちは船団を分け、
    そのうち二隻を北の地へ押しやりました。
    そして神々と天使たちは、ジェホヴィの子なる神の指示に従い、
    風の流れを転じて、四つの船団を四つの異なる道へと進ませました。
    神の使者たちは先に立ち、風を司る神々と天使たちに、
    ジェホヴィが定められた国々を示しつつ導きました。
  9. こうして百五十日のうちに、信仰者Faithistsの船はすべて港に入り、
    人々はそれぞれ連れて行かれた国々に上陸しました。
    すると再びあなたの御声が私に届きました、ジェホヴィよ。
    あなたはこう仰せになりました。
    「見なさい、
     私の民はこの世界において少ないです。
     彼らが船を取って航海し、散らばって失われぬよう、
     あなたは夜のうちに軍勢を海へ遣わし、船を沈めなさい」
  10. 私があなたの御言葉を神(ネフNeph)に告げると、
    神は私に言いました。
    「私の天使たちはイヒン人に霊感を与え、
     船からすべての物を運び出させるでしょう。
     そして今夜、あなたの軍勢がジェホヴィの命令を成し遂げます」
    そのとおりになりました。
    イヒン人は、自分たちが霊感を受けているとは知らずに、
    持ち物を皆、船から運び出しました。
    そして夜、私は天使たちを遣わし、船を沈めました。
  11. 朝になると、イヒン人は船が消えているのを見て、
    声をそろえて言いました。
    「確かに、私は霊感を受けたのだと分かる。
     なぜなら、すべての荷を船から運び出すまで、
     私は休まなかったからだ。
     それゆえ、主神のために祭壇を築こう。
     歌い、踊ろう。
     主神は我らと共におられるのだから」
    神(ネフ)は、彼らの魂が善い業と奇跡にかなうことを見て、
    アシャール(守護天使)を祭壇の周囲に配置し、
    さらに別のアシャールをその国へ遣わしました。
    彼らは野に自生する果実を集め、イヒン人のもとへ運び、
    民が踊っている間にも、主神の祭壇の上へそれを投げ置きました。
  12. このようにして、
    私はあなたが私に命じられた働きを成し遂げました、ジェホヴィよ。
    それゆえ私は、あなたの子ネフ――天界と地球の神――に、
    私の委任commissionを返上し、任務を引き渡したのです。

【8章】

  1. 地球の神ネフは言いました。
    「見てください、ジェホヴィの息子アフよ。
     あなたの働きの力と壮麗さのゆえに、
     私はあなたの御前で当惑しています。
     全能者にこれほど近づける者が、誰にいるでしょうか?
     ジェホヴィのほかに、あなたの魂の力を超えて到達した者がいるでしょうか?
     偉大なる創造主を除いて、あなたのような叡智を持つ者が誰にいるでしょうか?
     あなたは月の彼方にまで測り縄(線)を延ばし、
     あなたが語った言葉によって、
     偉大なる地球の側面を、何事もないかのように押し潰しました。
     あなたは『起きよ!』と言い、
     世界はあなたの命令で動いたのです。
     まことに、あなたは何百万もの男神女神の愛と尊敬を得ています」
  2.  あなたは地球の風に逆らって来られ、こう言われました。
    『こちらへ向け』『あちらへ向け』と。
     すると見てください、
     風は父の声に従う子のように、あなたの言葉の前で動きました。
     あなたが天界の火を呼び下すと、それはあなたの命ずるままに来たのです。
     あなたはまた言いました。
    『おおジェホヴィよ、
     あなたの御手を地球の天界の下に置いてください』
     すると、地球ほどに広い光と床(床面)が、
     たちまちあなたの望む場所へ飛んでゆきました。
  3.  いま見てください、
     あなたは言いました。
    『おおジェホヴィよ、
     私は委任を返上します。
     あなたが私に命じたことを、私は成し終えました』と。
     それゆえ、アフよ、
     私の魂は大いに悲しんでいます。
     しかしあなたは百日のあいだ働き、家の床を掃き清めるように、
     地球全土とその天界を清められました。
     ゆえに私は感謝のうちに深く頭を垂れます」
  4. そのときジェホヴィの息子アフは言いました。
    「おおジェホヴィよ、
     私は何をしたというので、あなたの御子の愛が私に届いたのでしょうか。
     永遠なる創造主であるあなたと一つになった、
     その分だけ、あなたは私に、
     いよいよ明らかに“私は無に等しい”と示してくださいました。
     それなのに、あなたの御子は私を称賛で山のように満たします。
     しかし私は、あなたの御手に動かされる像(人形)にすぎません。
     そうして人は、全能者を見失ってしまうではありませんか!
  5.  それでもなお、ジェホヴィよ、
     あなたの僕である私ほど、愛に弱い者がいるでしょうか。
     あなたが叡智と力によって私を活気づけてくださったがゆえに、
     あなたは私の愛を、決して満たし尽くされることのない
     場所のように造られました。
     どうすれば私は、遠い地球にいるあなたの御子のもとを去る
     強さを得られるのでしょうか。
     私は彼の愛と大いなる敬意を栄誉としないでしょうか。
     けれど同時に、彼を私のもとに置けないことを嘆く自分になるのだと、
     私は知らないのでしょうか。
  6.  聞いてください、ジェホヴィよ。
     私は手短に、あなたの御子を見積もりましょう。
     わずか四万年ほどで精霊エーテリア界へ引き上げられ、
     しかもあなたは彼を天界と地球の神とされました。
     三千年にわたり彼は、悪と闇との戦いにもがきました。
     精霊エーテリア界の広大な天界は、
     彼の粘り強さ、叡智、力を、
     思いやりと愛と希望をもって見守っていました。
  7.  それは、火のついた家と戦う一人の男のようであり、
     その場は無力な赤子で満ちているようでした。
     それでもあなたの神は、止めず、一度も休まず、
    『無益だ』とは言わず、
     永遠に新たな手立てと策略で戦いを更新し続けました。
     闇の中では光がいっそうよく見えるように、
     ジェホヴィよ、
     あなたの御子ネフは、あなたの崇高なる天界にいる
     男神女神の魂をさえ突き動かしました」
  8. そのとき御父の御声が来て言われました。
    「行け、アフよ、わが子よ。
     地球を救い出せ。
     見なさい、
     男神女神が集いゆくのを。
     わが誉れある子を助けるため、なんと熱心に飛び立とうとしていることか!」
  9. そして神(ネフ)は言いました。
    「一つ願いがあります。
     ジェホヴィの息子アフよ。
     あなたが三日ここに留まり、神の玉座をお立てくださいますように。
     私はそれを建て、整えておきます。
     私の主神たちが、あなたと顔と顔を合わせて語る栄誉を
     得られるようにしたいのです」
  10. ジェホヴィの息子アフは言いました。
    「ジェホヴィよ、
     あなたの御許しによって、
     私は天界と地球の神であるあなたの御子と、
     三日三晩ともに留まり、
     彼の玉座を敬い、
     主神たちと対面して語り、
     彼らの愛を得ましょう」
  11. 三日のうちに神の王国は建てられました。
    それはヤフェト(中国Chine’ya)の地の近く、かつその上方に位置する大気アトモスフェリア界にありました。
    その天高原plateauxは二つの翼のように伸びて、
    セムとハム(インドとエジプト)を包むようでした。
    そこへ神々は主神と従者を伴って向かいました。
  12. さて、第二の復活にある地球生まれの二百万人の霊魂が
    神(ネフ)と共にいました。
    彼らは天界の新王国建設のため、
    さらに二百年仕えることを志願していたのです。
    彼らは官務(公務)の務めに熟達し、
    生まれたばかりの者たちが天界で暮らすのに要る工場、邸宅、病院、育児所など、
    あらゆる施設を天高原に整える方法を知っていました。
    それゆえ神はただ、『こうせよ』『そうせよ』と言うだけでよく、
    事は行われ、一つの誤りもありませんでした。
  13. さらに今、アフの軍勢の中から、
    神とその軍勢と共に二百年残ることを望む、
    五十万人の精霊エーテリア人の志願者が神の前に進み出ました。
  14. 神は彼らに言いました。
    「見なさい、
     地球はトリスタTryistaを過ぎました。
     もはや地球生まれ以外の者が、副神、副主神、元帥の地位を保つことは許されません。
     あなたたちは別の星で育ち、
     別の精霊エーテリア界の周期から来た者たちです。
     あなたたちが尊ばれ、かつ成長の益を得るために、
     私は何をすればよいのですか」
  15. 彼らの代弁者の長ガイティヴァヤGaitivayaは言いました。
    「私たちはただ労働者であることを望みます。
     二百年が私たちにとって何でしょうか。
     どうか、私たちをイヒン人に任じないでください。
     彼らはすでに進んでいます。
     むしろ、地球の諸管区の原住民、特に言葉が乏しく、
     地面に穴を掘るように暮らす者たちに任じてください。
     私たちはあなたの天界での地位を望みません。
     ただ、定命の者たちと共に住み、
     闇に生まれた者たちの第一の復活において仕えます」
  16. 神は言いました。
    「あなたたちは留まりなさい。
     あなたたちの民も共に留まるでしょう。
     あなたたちは高い身分を捨てて志願し、
     最下層の地において、一ダンのあいだ、
     盲目の者と口のきけぬ者のために働きます。
     それゆえに、来るべき時に、
     何百万人の愛によって報いられるでしょう」
  17. それから神は出発し、ジェホヴィの息子アフが同行しました。
    彼らは神の王国の中央に入り、そこで足を止めると、
    神は言いました。
    「ここに私は玉座を築きます。
     昔セタンテスがその地をホレドと呼んだように、
     私の地もホレドと呼びます。
     地上では『神の山the Mountain of God』と呼ばれるでしょう。
     そこが私の家となるからです」
  18. 神はジェホヴィへ手を差し伸べて言いました。
    「御父よ、玉座の中の玉座よ!」
    すると天上から大いなる光が降り、
    神とジェホヴィの子アフのいる場所の中央あたりに落ち着きました。
    やがてその光は、大気界の物質を集めて輝かせ、凝縮させました。
    するとその務めをする従者たちが来て神の玉座を据え、
    そののち、古き日々のホレドの作法に倣い、火の柱で周囲を囲いました。
  19. 神は上って玉座に座し、
    アフも神の右に座し、地球の四人の主神は左に座しました。
    しかし第五の主神エオライトEolaitは足もとに立っていました。
    彼は言いました。
    「見てください。
     私の管区であった地球の管区は海の下に沈みました。
     どうして私は神の玉座に座れましょうか」
  20. 神は言いました。
    「あなたの務めは取り上げられました。
     しかしあなたは、新しく死んだ者たちへの寓話となりなさい。
     彼らは地を失い、天界にも居所がありません。
     エスヤンが他者の代理によってしばらく仕えるように、
     あなたもまた、私があなたに授ける務めにおいてそうなるでしょう。
     それゆえ、あなたは私の右に座らねばなりません。
     私の任期のあいだ、あなたは私の助手であり、
     副神Vice-Godとなるからです。
     その後は、あなたの望むままにしなさい」
  21. エオライトは言いました。
    「あなたは私を尊んでくださいました。
     ジェホヴィの御心のままに!」
    神は立ち上がり、手を上げて言いました。
    「おお、万光All Lightよ、
     あなたの栄光のため、
     ホレドの副神であるあなたの子に、
     永遠に王冠を授けたまえ!」
  22. そして精霊エーテリアの光が神の右手に降りると、
    神はそれを王冠の形に整え、
    その位階にふさわしい天界の常の儀式をもって、
    エオライトの頭に載せました。
    エオライトは来て神の右に座りました。
    同じ時、ジェホヴィの子アフが立ち上がると、
    神と主神たち、そしてすべての民は着座しました。
    そこは、まるでジェホヴィが自ら現れたかのようでした。
    アフは言いました――
  23. アフは言いました。
    「父が幼い息子を見ることで、自らの幼少期を理解するように、
     ジェホヴィよ、
     あなたは遠い昔の出来事とその状況を、
     常に私の目の前に映し出してくださいました。
     そして、ここにおられるあなたの主神たちの姿によって、
     私は、かつて私の故郷の星において、
     あなたとあなたの御子が、
     私を一つの管区の主神、そして副神として戴冠させてくださった、
     あの時とあの場所へと呼び戻されたのです。
  24.  そのとき私の魂は、恐れと祈りをもってあなたへと立ち上がりました。
     なぜなら私は、人間と天使が、
     神や主神の労働に対していかに無関心であるか、
     そして自らを、あらゆる創造物の長であるかのように
     見做したがる性向を持っていることを悟ったからです。
     しかしジェホヴィよ、
     あなたの御声が私に届き、こう仰せになりました。
    『わが子よ、
     人間や天使の自惚れや、わが神と主神に向けられる彼らの批判に対して、
     不満を抱いてはなりません。
     そのような誇り高ぶる者たちのために、私は試練を備えます。
     彼らは、その試練に取り囲まれるまで、それを悟ることはありません。
     それゆえ、あなたの領域において、
     彼らが自分自身の栄光の中で成長することを許しなさい。
     地上であれ天界であれ、私は彼らに相応しい労働を用意できるのだから』
  25.  私はあなたの叡智を悟り、
     天使たちを通して、それを実行してきました。
     そして私の民が第一の復活と第二の復活に上ったとき、
     私は、彼らがあらゆる面で自らを証明できる場所を知っていました。
     そのとき、あなたの光が私の下に臨み、
     こう仰せになりました。
    『あなたが最初の教訓から益を得たように、
     次の教訓も理解するであろう。
     そして、精霊エーテリア界の天界に至ることさえも理解するでしょう』
  26. それにもかかわらず、御父よ、
    あなたはあらゆる出来事によって私を悩ませ、
    私の魂を惑わせることをお許しになりました。
    あなたが私に委ねられた責任の重さのゆえに、
    私は恐れと畏敬の念に満たされました。
    あまりにも大きな苦難と試練であったため、
    私は聖なる場所におられるあなたに叫び求め、
    全宇宙の神々と主神たちの記憶に残るほどの出来事となったのです。
  27. するとあなたはこう仰せになりました。
    『わが子であり、わが神よ、
     創造主の言葉を聞きなさい。
     私は人間を、地上の生に入ったときと同じように、
     無力な者として天界に入るよう創造しました。
     それは、人間が自分より上の者に依存することによって、
     高き者と低き者、強き者と弱き者、光と闇が
     一つであることを理解するためです。
     そして私は人間を「わが工場My mills」に置きました。
     そこでは、他者が人のために働くように、
     人もまた、自分より下の者たちのために
     働くことを学ばねばならないのです。
  28.  この太陽の下で、わが主神たちが、
     精霊エーテリア界の自由と栄光から降りてきて、
     肉欲に塗れた者や、闇の中にいるエスヤンを統治することに、
     いったいどのような益があるというのですか。
     天界において自己主義が支配し、
     各々が自分のためだけに生きるべきでしょうか。
     私は地上において証明してきたではありませんか。
     他者のために善き業を行う愛こそが、
     見返りとして豊かな愛の収穫を保証する唯一のものであると。
  29.  私が生命を与えて創造したわが子らを高めるために、
     彼らが高き身分から身をかがめるとき、
     それは私とより一つになることではありませんか。
     天界におけるあらゆる高めもまた、同じです。
     なぜなら、私が口もきけぬ土と水にまで身をかがめ、
     そこに生命の息吹を与えて人間を創造したように、
     私はこの宇宙の何ものよりも低く身をかがめてきたからです。
     そして「わが模範My example」に従い、
     他者を引き上げて人生の喜びを与える者たちは、
     あらゆる力、叡智、そして愛を獲得する道を歩んでいるのです』」
  30. ジェホヴィの息子アフは言いました。
    「御父よ、
     私はあなたの叡智を悟りました。
     すると、あなたの力と叡智が十倍となって私の上に臨みました。
     それゆえ私は、永遠に、最も低く、最も暗い場所を求め続けました。
     しかし見てください、
     あなたの御判断のもとで私が成長したとき、
     あなたは再び私に語って仰せになりました。
  31. 『わが子アフよ、
     あなたは最も高き天界の扉を開く鍵を見出した。
     見なさい、
     あなたはもはや小さな労働には強大すぎる者となりました。
     それゆえ、あなたの創造主と共に来なさい。
     私は、あなたの意のままに動かせる
     一つの精霊エーテリア界全体を持っていますが、
     私の片腕として、あなたの叡智と力を必要としているからです』
  32.  おおジェホヴィよ、私はあなたの招きに従いました。
     そして、しばらく時が経つと、
     あなたは再び私を招き、
     さらにまた招き、
     私の労働を多くの精霊エーテリア界へと広げてくださいました。
     しかし私は、最初の主神領Lord-domを思い返してあなたを仰ぎ、
     その栄光を讃え、
     当時に得た幾百万もの”愛”を宝として
     秘蔵することを好みました。
     そして再び、御父よ、
     あなたはこの赤い星――地球――の剪定において、
     彼ら幾百万にも再会させてくださる祝福を、
     私にお与えくださいました。
  33.  いま、あなたは地球の神の玉座において、
     私に語るようお呼びくださいました。
     ああ、あなたの神はこう言いました。
    『ジェホヴィの息子アフよ、
     来て、私の玉座を敬ってください!』
     その一方で、ジェホヴィよ、
     私はあなたの御前で、
     そしてあなたの御名において口を開いたがゆえに、
     人間と神々の中で最も尊ばれる者となりました。
     すべての栄光は、いまも、そして未来永劫も、
     ジェホヴィよ、
     あなたのためにあります!」
  34. その後、ジェホヴィの息子アフが着座すると、
    神は元帥たちに合図を送り、
    彼らは丸二日間の自由を宣言しました。
    すると、アフの幕僚である男神女神が玉座の前を整然と通過し、
    その後に神の軍勢が続き、さらに主神たちの軍勢が続きました。
    彼らは皆、アフの近くを通り、
    その姿を見て、彼の祝福のしるしを受けたいと望んでいたのです。
  35. やがて、すべての民はエセナウルと声を合わせ、
    至高なるジェホヴィへの栄光の賛歌を歌いました。
    歌い終わると、大群衆は余暇と社交の場へと向かいました。

【9章】

  1. 定められた時が来ると、神は役人たちを呼び寄せました。
    役人たちがアフの臨在を宣言すると、人々は秩序を取り戻しました。
    そして神はこう言いました。
  2. 「水没以前と同じように、今後もそうしなさい。
     また、水没以前と同じように、それぞれが定められた場所を満たすのです。
     しかし今後は、天界と地球におけるすべての働きは新しいものとなり、
     これまでの出来事が無かったかのように刷新されます。
     私の主神たちとその従者、そしてアシャールに、
     出発の準備をさせなさい。
     また、私の王国に来訪した他の志願者たちを、それぞれの望みに従って配置し、
     第一の復活を待つ定命の者、
     あるいは霊魂の世話にあたる任務を与えなさい。
  3.  私の元帥たち、使者たち、そしてアサフたちよ。
     あなたたちの神の言葉を聞きなさい。
     あなたたちは大気アトモスフェリア界の全域を巡り、
     死者の霊魂に相応しい場所を選び取りなさい。
     そして建設者や労働者を割り当て、
     第一の復活を迎える者たちを受け入れるために必要な、
     工場、学校、病院、保育所、その他すべての施設を建設しなさい。
     こうして受け入れられた者たちは、
     最初の五年間、”エスヤンes’yans”と呼ばれます。
     その後、エスヤンが実体的欲求を完全に断ち切り、
     完全な霊界の住人となったなら、”エッセアンes’sean”と呼ばれます。
     しかし、エッセアンとなることを拒み、
     定命のドルク人の霊魂として地球に強く縛られた者たちは、
     闇と悪を彷徨う霊魂という意味で”ドルジdruj”と呼ばれます。
     また、定命の者に接ぎ木される霊魂は、乳飲み子を意味する”胎児fetal”と呼ばれます。
     これらの名は、世界の終焉に至るまで、
     天界と地球の双方で用いられ続けるでしょう。
  4.  あなたたちは、かつての神々や主神たちの過度な寛容が
     誤りであったことを、すでに悟っているはずです。
     ゆえに、今後は慎重に事を進めなさい。
     なぜなら、もはや水の杖が、
     生きとし生ける地球を懲らしめることはないからです」
  5. このようにして神がすべての命令を語り終え、人々の出発の準備が整うと、
    エセナウルとラッパ隊は、
    新しい天界と新しい地球のために讃美歌を奏でました。
    演奏が終わると、ジェホヴィの息子アフが語りました。
  6. 「見なさい、
     上天の光が開かれます。
     おおジェホヴィよ、
     あなたの息子は、偉大なる労働に身を投じることを切望しています。
     私は一万の太陽よりもはるか彼方へと旅立ちます。
     ジェホヴィよ、
     千の世界の女神であるあなたの娘フィアティシFiatisiは、
     遠く離れた天界において、
     一日に十億の霊魂が霊的生命へと移される二つの実体界の星を、
     切り離し、結び合わせようとしています。
     ジェホヴィよ、
     あなたの御意志と力によって、
     私は彼女のもとへ向かいます。
     あなたの神々、主神たち、そしてそのすべての軍勢よ。
     私がここで一つに結ばれた心を忘れることがあるとは、
     決して思わないでください。
     次のダンが訪れるとき、
     私はこの甘美な愛の一部を味わうため、必ず戻って来ます」
    アフはそう語り終えました。
  7. そのとき、長官は玉座から降り、その足下に座りました。
    神は涙を浮かべながら玉座を降り、その手を取り、こう言いました。
    「見なさい、
     最も偉大な者こそが、自らを最も低くするのです。
     立ち上がりなさい、ジェホヴィの息子アフよ。
     ”全能者の息子、ノエ弧の不滅の神”の冠を戴き、
     あなたの道を進みなさい」
  8. アフは立ち上がり、神とその主神たちと固く手を交わしました。
    そして数千万に及ぶ軍勢と共に、
    火の柱の足下の先にある境界へと向かいました。
    そこでは役人たちが、翼を広げ、
    上昇の準備を整えたオテヴァンと共に待機していました。
    アフとその軍勢は、全員がそこに乗り込みました。
  9. 合図が送られると、オテヴァンは上昇を開始し、
    東の方へと流星のような速さで進み、
    やがて彼方へと消えていきました。

【10章】

  1. ジェホヴィは仰せになりました。
    「地球の神、わが子ネフよ、
     あなたの創造主の声を聞きなさい。
     あなたが苦しい試練の時に私を呼んだとき、
     私はあなたのもとへ来て、精霊エーテリア界におけるノエ弧のわが子を通して、
     地球と天界を救い出しました。
     今、天蓋にあるウクルーUk’looにおいて、
     闇の天界ハウツォンHautuonで引き上げられた者たちを覚えておきなさい。
     次のダンが地上に現れるまで、彼らはあなたのものだからです」
  2. 神は言いました。
    「ジェホヴィよ、
     あなたの御声を聞きました。
     ですが、あなたのしもべは何をすればよいのでしょうか。
     見てください。
     あなたの弧における、あなたの子アフは、
     引き上げられた闇の子らと共に去ってしまいました。
     しかも、叡智と力において私などは到底及ばず、
     ほとんど仰ぎ見ることさえできない男神女神たちと共にです。
     それでは、あなたのしもべである私は、これからどうすればよいのでしょうか」
  3. ジェホヴィは仰せになりました。
    「それでも、引き上げられた闇の子らはあなたの家族です。
     天界におけるあなたの家の栄光は、
     あなたが彼らのうちに顕現させる光によってもたらされます。
     恐れてはなりません。
     男神女神たちは、このことを理解しています。
  4.  それゆえ、あなたが自らの王国を整え、
     地上のあらゆる部分に地球の天界を確立し、
     あなたの玉座と地上の主神たちの玉座との間に使者を配置したなら、
     見なさい、
     あなたはしばしの間、
     あなたの代わりに副神Vice-Godに統治を任せ、
     精霊エーテリアの森ハウツォンHautuonへ行きなさい。
     彼らはあなたの訪れを待ち望んでいるからです」
  5. 神は言いました。
    「御父よ、
     あなたの御心のままに。
     私はあなたの叡智と栄光と正義を悟りました。
     私は玉座に一年とどまり、
     その間、あなた――わが副神よ――が私を代行し、
     男神女神が見守っているウクルーUk’looの反抗的な子らを、
     私が訪ねに行くものとします」
  6. 副神は言いました。
    「天界と地球の神よ、
     あなたの御心のままに」
    こうして、一年のうちに神は天界を良きかたちに整え、
    天使と人間の事柄を”永遠の生命”へ向かう道へと導けるように
    制御の方法を打ち立てました。
  7. 神は、男女合わせて五十万人の精霊エーテリア人から成る評議会に、
    ジェホヴィの御言葉を告げ知らせ、さらにこう付け加えました。
  8. 「私は一年のあいだハウツォンにとどまり、
     私が引き上げた者たちに、私という者を知らしめましょう。
     だがその時が満ちれば、私はここへ戻り、
     ジェホヴィが命じられる新たな志願者を募って、
     ハウツォンから連れ帰って来ます」
  9. 神が定めの時に出立することは天界にも知れ渡っていました。
    そこでジェホヴィの御名において神を敬うため、
    遠近の軍勢が、数にして一千万、出立を見届けに集まりました。
    神は彼らを見ると、余暇レクリエーションの日を宣言しました。
    人々は交わり、とりわけ地球と天界の救済のこと、
    そしてかつてのパンの沈没について、改めて語り合いました。
  10. 翌日、神々の規律に従って、
    すべての働き手が英気を養い、整然と集まると、
    神は玉座から語って言いました。
  11. 「あなたがたの神の言葉を聞き、
     新しい天界の創設を喜びなさい。
     私が語ることをよく聴き、
     証し立てられたすべての事柄において、
     あなたがた自身を堅固にしなさい。
     天界と地上が闇のうちにあった時代、
     創造主の御名のもと、
     私の傍らに立った者たちが、ここには幾百万といます。
     三千年にわたり、私たちの戦いは続きました。
     そして闇の中から、私たちの祈りは
     ”すべての上にあり、すべてを超えておられる御方over all and above all”へと昇ったのです。
  12. そのときあなたがたの神は言いました。
    『渦がヒダンHi’danへ合流するとき、ジェホヴィは必ず救ってくださる』と。
     あなたがたは皆、同じ言葉を繰り返しました。
     そして私たちの魂の願いが一つに結ばれたとき、
     その一致は、ジェホヴィの力ある息子・娘であるオリアン長にまで届いたのです。
  13.  自らの内で矛盾している者は何事も成し遂げられないことが証明されています。
     しかし自らの内で調和している者は力強く、良き目的に向かって自らを治めます。
     同じく、多くの天使が一致すれば、
     その意志の力によって、世界の場所と営みを制御できることも証明されてきました。
     このことにおいて
     あなたがたが、あなたがたの神と共に信仰を持ったゆえに、
     あなたがたはジェホヴィにおける”信仰の星a star of faith”となりました。
     これは、あらゆるものを御父の栄光へと従わせる力です。
  14. 『至高なる御方』を人格として持たぬ者たちは、
     力を持たず、何の効き目もなく、
     ただ私たちの営みに不和を積み上げるのみでした。
     一方、ジェホヴィを無視して自らを神・主神と見なした者たちは、
     自分より高いものを持たなかったため支えられず、
     結局は自分自身へ向かって上ることしかできませんでした。
  15.  このことは、あの天界の時代と同じく、地上にも現れます。
     善行や善き祈りを誇りながら、他人の稼ぎに寄り添って生きる者たちがいます。
     偽りの神々、偽りの主神たちは、自我を立ててそれを拝ませました。
     彼らが”霊感inspiration”の果実として示すもの、
     またその下で仕える奴隷たちは、
     定命の者たちを支配するために彼らが遣わした天使であり、
     彼らの哲学の栄光のために働きます。
     そのため定命の者たちもまた、ほどなく自分たちについて同じことを言い始めました。
     すなわち、
    『見よ、天界と地上に、叡智の神も主神もいない』と。
  16.  こうして偽りの神々と主神たちの教義は、彼ら自身の王国さえ転覆させ、
     天界を堕天hadaへと変えてしまいました。
     しかしジェホヴィの光が来たとき、
     あなたがたと、あなたがたの神と主神たちは、
     御声と一つになりました。
     それゆえにあなたがたは勝利のうちに保たれたのです。
     そして今、あなたがたの神と主神たちは、御父の栄光のために、
     新しい天界と新しい地上を打ち立てました。
     長くあなたがたに愛されつつ労した者は、
     今や戦いのもう一つの翼へ向かいます。
     そこには闇の中で労している汝らの同胞がいて、
     あなたがたの実りある働きの知らせを聞けば喜ぶでしょう」
  17. それから神は右を向き、ジェホヴィの副神エオライトEolaitに言いました。
    「あなたは良い働きのさなかに地上の管区を奪われましたが、
     それゆえジェホヴィはあなたに良いものを授けられました。
     ゆえにあなたは、あなたの神が戻るまで、
     天界の神々の”三角形トライアングル”を保持しなさい」
  18. そこで神は、その三角形をエオライトの首に掛けて言いました。
    「ジェホヴィの御名において、天界と地球の神よ、万歳!」
    軍勢は繰り返しました。
    「天界と地球の神よ、万歳!」
  19. 神は神々の慣習に従い、玉座の足もとに降りてそこに座りました。
    すると油注がれて任命された者が降りて来て神の手を取り、言いました。
    「立ち上がってください、神よ。
     あなたの道を行ってください」
    神は立ち上がり、二人は元帥と従者を伴って、
    火の柱が立ち並ぶ境界線のほうへ向かいました。
    そこでは定められた者たちが、帳幕mantles窓掛けcurtainsを備えた船を整えて
    待っていました。
    神とその軍勢、数にして五十万人は、その船に乗り込みました。
  20. その間、エセナウルたちは、
    至高なるジェホヴィにふさわしい栄光の讃美歌を歌いました。
  21. 合図が与えられると、集まった幾百万もの天使の拍手の中で
    船は上昇を開始しました。
    星のように高く高く射出され、ついには見えなくなりました。

【11章】

  1. ホレドの評議会がなお開催中のとき、
    神、すなわちエオライトEolaitが玉座に上りました。
    するとジェホヴィの光が神の上に降り注ぎ、
    神の姿はほとんど視界からかき消されるほどであり、
    ジェホヴィの御声が語って仰せになりました。
  2. 「私の声を聞きなさい。
     私は、わが臨在により、
     またわが自己によって、各々の“自己”を形作り、
     そこに言葉の力を与えました。
     それゆえに、私は光のうちに、
     “魂の言葉soul words”によって、
     わがエーテリアの軍勢に顕現しています。
     地上の主神たちについて言えば、
     あなたがたはアシャールを備え、その上にアサフを置き、
     さらにわが全王国のあいだに使者を配置してきました。
     それと同じように、あなたがたは野蛮人のためにも備えをしなさい。
     すなわち、使い魔を整え、
     それらがアシャールとその主神たちの秩序に服するようにしなさい。
  3.  私は、イヒン人であれ野蛮人であれ、
     すべての人間を生あるものとして創りました。
     それゆえにあなたがたの労苦は、
     救いやすい”わが選ばれし者”だけに向けられるのではなく、
     私を知らず、わが霊界を知らぬ者たちにも及ばねばなりません。
     なぜなら、洪水で滅ぼされた者たちとは別に、
     見なさい、
     地上はいまなお男、女、子どもで覆われているからです。
  4.  アフの時代、あなたがたは精霊エーテリア界のオシOsiから志願者を受け入れました。
     その者たちに、この件を任せなさい」
  5. こうしてそれは実行されました。
    彼らは幾つかの群に分けられ、物質人コーポリアンはすでに天界の天使によって数えられていたので、
    精霊人エーテリアンはその数に応じて配分されました。
    そして彼らはさらに選抜を行い、
    野蛮人と共に住むための使い魔を割り当てました。
    これらの使い魔は、近頃死んだ父母や友人であり、
    なお第一の復活のうちに逗留している者たちでした。
    そこで監督官たちは、これらの霊魂のために地上に場所を備え、
    生命が続いていることを証明するため、
    定命の者たちの前に再び姿を現すよう説き勧めました。
    しかし監督官たちは決して姿を現しませんでした。
  6. ジェホヴィは仰せになりました。
    「道を用意しなさい。
     しかし労働は使い魔に行わせなさい。
     また、若い男や若い女の霊魂を使い魔としてはなりません。
     彼らが胎児霊になってしまわないようにするためです」
  7. こうしてネフの不在のあいだに、天界と地球の新たな部門が開設され、
    事は一年のうちに整えられて、順調に進むようになりました。
  8. 一年の終わりに、神はハウツォンの植民地から帰還し、
    第三の復活にある五百万人の志願者を伴って来ました。
    神の帰還はホレドに知れ渡っていたので、非常に多くの天使が集まり、
    敬意をもって神を迎え、志願者たちを歓迎しました。
  9. 神のエーテリアの星(船星)が降下すると、
    副神エオライトは十日間の余暇レクリエーションを宣言しました。
    それは、神が玉座に上って本来の臨在を回復した直後から
    始めるものとされました。
    そしてエセナウルたちが歌うあいだに星は着地し、
    元帥たちと栄誉の軍勢はそれぞれ所定の位置へ進み出て神を迎えました。
    神はただちに玉座に上り、
    ジェホヴィの子エオライトに敬礼して言いました。
  10. 「ジェホヴィよ、
     あなたの御意志と御力によって、
     あなたの子はこの一連の進行を喜んでおります」
    エオライトは言いました。
    「天界と地球の神よ、
     よくぞお戻りくださいました」
    そして彼はジェホヴィの御名のしるしをもって敬礼し、
    同じしるしで返礼されました。
  11. それ以上の式次第もなく、
    彼は神々の三角形トライアングルを外して神の首に掛け、言いました。
    「ジェホヴィの御名において、古代の神々の贈り物をお受け取りください」
  12. それが終わるや否や、船星は評議会の前、
    ジェホヴィの祭壇の近くにある議会の床へ着地し、
    五百万人の志願者たちが降り立ちました。
    集まっていた幾百万もの者たちの拍手喝采の中でのことでした。
  13. 神は復位すると言いました。
    「元帥たちに十日間の余暇レクリエーションを宣言させなさい。
     私たちは、この特別に愛する者たちに対して、
     ハウツォンで物事がいかなる状態にあったか、
     またジェホヴィの力がどのように顕現したかを報告し説明するためです」

【12章】

  1. ジェホヴィの御声が神を通して語り、こう仰せになりました。
    「新しい天界が確立され、また古い天界が引き上げられて再生されたのだから、
     しるしを顕現させなさい。
     それによって後の時代の人間と天使が、
     何が起こったのかを知ることができるようにするためである。
     なぜなら、後の日には、人間と天使は
     洪水と地上の粛清purgingを忘れてしまうことが起こるからです。
     さあ、男神女神よ、熟慮しなさい。
     何をなすべきですか」
  2. エオライトが評議会を代表して言いました。
    「ジェホヴィよ、
     私たちは何をすればよいのでしょうか」
    するとジェホヴィは答えて仰せになりました。
    「私は地球の草創のころには地上に近く、
     地球が年老いるにつれて遠ざかります。
     それゆえに人間はこう言うでしょう、
    『ああ、古代人の愚かさよ!』と。
     人間が判断力に乏しかったとき、
     私は恐れと信仰とを、遺産のように与えました。
     しかし叡智が成長するにつれて、私は恐れを取り除き、
     また判断に照らして証明されない事柄の、“中身”を取り去るのです」
  3. ジェホヴィは仰せになりました。
    「コスモンの時代には、人間と天使は証明を求めるでしょう。
     ある者はこう言ったとします、
    『古い時代に語られた言葉を、どうすれば伝え得るのか』
     また別の者はこう言いました、
    『古い天界が取り去られたことを、どうすれば証明できるのか』
  4.  それゆえ、あなたがたの創造主の言葉を聞きなさい。
     そして、ある者がこう言ったときです。
     ――『見よ、その当時は言葉や話す力を授かった人間は少なかった』――
     あなたがたは彼にこう答えなさい。
    『天界でも同じであった。
     彼らは言葉を持たなかったため、理解させることができなかったのである』
  5.  また別の者はこう言うでしょう。
    『創造主は大きな事柄は支配するが、小さな事柄は支配しない』
     さらに別の者はこう言うでしょう。
    『天使がコスモンの時代に来られるのなら、古い時代にも来られたはずだ』
     そのときあなたがたは彼らにこう答えなさい。
    『ジェホヴィの前に、
     地震の計画を、小さなものでも大きなものでも、
     誰が知り得るというのですか。
     創造主は常に臨在していないのですか。
     また、ある一定の条件があれば、ある一定の結果をもたらすのではありませんか』
     すると彼らは答えるであろう。
    『然り』
  6.  そこであなたがたは言いなさい。
    『それならば、あらゆる探究を尽くしても
     なおその先にある“最高原因the Highest Cause”に、名を与えてみなさい』
     すると彼らは言うでしょう。
    『古代人はそれをジェホヴィと呼びました』
     そして彼らは、自分たちが網の中に絡め取られたことに気づくでしょう。
     もし地上の無知という状態が天界の無知を生んだのだとすれば、
     その後、天界の光は上から来るのでなければ、
     どうやって地上にもたらされ得るのでしょうか。
     しかるに、天界の光は上から来るのです。
     ならば、諸国の言葉の中に語られる『洪水の伝承』は、
     誰が“作り出す”べきだというのでしょうか。
  7.  ゆえに、これらの性質の事柄について、
     天界の言葉と地上の言葉とを彼らに与え、その“音”を聖なるものとしなさい。
     そうすればヤフェト、セム、ハム、グアタマ、
     そしてそれらに属する天界においても、それが証明されるでしょう」
    ここでジェホヴィの御声は止みました。
  8. 神は言いました。
    「ジェホヴィよ、
     あなたは全き叡智です。
     さて私は、精霊エーテリア界から来た新しい志願者たちのための場所を用意してあります。
     これは、野蛮人と共に住む使い魔たちに関わる、
     彼らの案件であり仕事となるからです」
    こうして彼らには役目が割り当てられました。
    彼らは定命の者たちに洪水の歌を歌うよう命じられ、
    その歴史を地上に永く存続させることを打ち立てたのでした。

【13章】

  1. 天界では長年にわたり万事が繁栄し、
    地上には大きな戦争も、飢饉も、疫病もありませんでした。
    地球の主神たちは、すべての信仰者に対して十分な数のルーイを備えており、
    それによってイヒン人の結婚を制御し、
    天界で喜びとなる息子や娘たちが生まれるようにしていました。
  2. そして彼らが地上で死ぬ端から次々に、
    これらの天使たちはそれぞれにふさわしい天界の場所へ運ばれ、
    アサフの保護に引き渡され、エスヤンとして入界しました。
    しかし主神たちは、野蛮人の上にはルーイを任命しませんでした。
    ただアシャールに対して、死の間際に彼らの霊魂を見守り、
    可能であればホレドにある”神の有機的な場所organic places of God”へ
    彼らを連れて来るよう命じただけでした。
    大半はそのように連れて来られました。
    これが長年続きましたが、
    時がたつにつれて、使い魔の霊たちが野蛮人を呼び覚まし、
    彼らは夢を見、幻を視るようになりました。
    なぜなら、その使い魔が彼らの眠っている間に語りかけたからです。
    そしてこれが常態となったとき、ジェホヴィは仰せになりました。
  3. 「見なさい、
     今こそ野蛮人に付き添うルーイを任命すべき時が来ました。
     ここで私は重大な秘密を明かします。
     それは、地上の私の選ばれし者たちは
     使い魔の働きを鎮めることができない、ということです。
     なぜなら彼らは無害で無防備な民だからです。
     それゆえ、私は野蛮人を賢く創造しました。
     彼はあらゆる邪悪な獣と蛇を追い払い、滅ぼす者となるからです。
     そして森は彼の前に倒れ伏すでしょう。
  4.  この目的のために、ルーイは偉大な王や女王を育て上げるという観点から、
     結婚を選び定めるでしょう。
     しかし古い時代には、王たちは助言を得るために神の預言者に依存し、
     そこで『私が生けるものとして創造した一切を殺してはならない』と諭されたため、
     彼らは口論となりました。
     それゆえに、この新しい天界の時代には、
     私が授けた才能によって、
     王や女王が死者の霊魂に相談することを許可しなければなりません」
  5. これもまた実行され、野蛮人には使い魔の霊が付き添いました。
    その多くは耳に心地よい名を名乗り、ある者は自らを神や主神と称し、
    ある者は古い時代の偉大な王の名、あるいは女王の名を名乗りました。
    けれども、これらの使い魔は愚かであり、
    自分が本当にその人物であると思い込んでいたのです。
  6. その愚かな思い込みの結果、野蛮人は、
    自分たちが神や主神、あるいは王や女王の霊魂に付き添われているのだ、
    と信じるようになりました。
    それで彼らは顔を上げ、考えるようになりました。
    というのも、古代の神々がかつて言ったように、
    人はある者は甘言によって導かれ、
    ある者は自惚れによって、ある者は義務によって、ある者は正義への愛によって
    導かれるからです。
    しかし他方で、奇跡を行うために、
    特別に神や主神、あるいは名高い王や女王の霊によって選ばれたのだ、
    と信じ込ませることで自己向上へ導かれる者たちもいるのです。
  7. 神は言いました。
    「医師たちにも治せない病人がいました。
     そこへ幻を視る愚かな女が来て、その病人にこう言いました。
    『明日あなたは癒されます。
     神はあなたを試しておられました。
     しかしあなたは霊魂において自分を証明しました。
     あなたの神は、この病の呪いを取り除かれるでしょう。
     見なさい、
     あなたの神はあなたのそばに立っております』
  8.  すると次の日、その病人は自分の霊を奮い立たせ、
     起き上がり、癒えました。
     それゆえに、真実では成し得ないことを、
     欺きdeceitが成し遂げる場合もある、ということが判断されたのです。
     それゆえ、しばらくの間は使い魔に野蛮人を導かせなさい。
     ただし適切な時期には注意して、彼らと共にいる新しい霊魂を任命しなさい」
  9. 神は言いました。
    「主神たちに伝えなさい。
     今こそ定命の者たち、特にイヒン人に、
     七つのテトラクトを明かす時が来ました。
     アシャールが一歩退けば、定命の者たちは一歩前進するからです。
  10.  すなわちこうです。
     これらは地上に生まれたすべての人類が受け継ぐ遺産です。
     アナシュAnash:言葉または思考による、執拗な頑固さ。
     ジンマZimmah邪悪な企てwicked device
     ラーRa:悪であることを喜ぶ心。
     ベリヤルBelyyaal無価値worthlessness
     アヴェンAven:虚栄と自惚れ。
     ディバーDibbah:中傷、そして悪事を言い立てて報告すること。
     サタンSa’tan:導く者・首領であり、とりわけ他の六つの要素を喜ばせる者。
  11.  これらは、太陽の下にいるすべての男女を“獣”とする成分です。
     どの者も、何らかの仕方、あるいは程度の差こそあれ、
     これらを持たぬ者はいません。
     それゆえにあなたがたは主神たちのもとへ行き、こう言いなさい。
    『ジェホヴィは、ノエ弧の長である御子アフを通して復活の始まりを定め、
     定命の者たちの両肩にテトラクトを置かれた』と」
  12. 評議会の元帥たちは使者を用意し、直ちに地球の各管区へ派遣しました。
    なぜならテトラクトは、後の時代に信仰者の諸部族が発見され得るように、
    天界で永遠の名として与えるために選ばれた言葉の一部だったからです。
    それらはまた、その当時地上に保護されていたアフ弧の息子たち、
    すなわちグアタマ、ヤフェト、セム、ハムの信仰者にも同様に与えられました。
    そしてコスモン時代の到来までの間、
    これらの言葉にはヘブライHebraic語、ヴェーダVedic語、アルゴンキンAlgonquin語においても
    同義語としての語が用意されました。

【14章】

  1. ジェホヴィの御声が神のもとに届き、こう告げられました。
    「見なさい、
     私の子アフが、ホレドとその職務の管理を、
     さらに四百年間、別の神に委ねる時が近づいています。
     神よ、
     これはあなたの創造主の命です。
     ホレドは第二の復活へと進むでしょう。
     しかし第一の復活は、私の主神たちと共に確立されます。
  2.  そして、主神が第二の復活に進むに足る数の霊魂を十分に得たとき、
     それらの霊魂はこの、私の聖なる場所へと連れて来られ、
     次なる復活のためにさらに備えられるでしょう」
  3. これは成し遂げられました。
    第一の復活のために、主神たちの玉座を備えた天界の王国が、
    地上および主神たちの各管区に設立されました。
    これら主神の王国には、復活のための期間として三十三年が割り当てられました。
    なぜなら三十三とは、一周期を百ダンとする分割に対応するダンであったからです。
  4. それゆえ、以後三十三年ごとに、
    主神の第一の復活を終えた一団が、神の第二の復活であるホレドへと移住しました。
    これにより、二百年、四百年、五百年、六百年、千年という節目に
    ダンの光が注がれ、
    それらは長きにわたり、各周期の予言の基礎となりました。
  5. 神は言いました。
    「ホレドの門を閉じなさい。
     今後は第二の復活に属する者のみが入るものとしなさい」
    これはその通りに行われました。
    ホレドはジャフェス、セム、ハムにまで拡張され、第二段階に置かれました。
    しかしグアタマについては、その天界は次のように構成されていました。
    主神は第一と第二、二つの復活の王国を設け、
    第一の王国は自らの名を冠した代理に委ねましたが、
    第二の王国は主神自身が統治し、ホレドの神の代理として民を教えました。
    というのも、これらの天界の間には大海が横たわっており、
    三十三という微小な光の中では到達できなかったからです。
    それでも主神とその従者たちは、
    十一年ごとに渡海できる精霊エーテリア界の船を維持していました。
  6. こうして第二の復活の段階では、天界に新たな学院(大学)が設立され、霊魂たちは霊界esウズuzにおける諸要素や図解、旅の方法、さらには実体的存在を運ぶ工程について学び始めました。
    これらの霊魂は、時にアシャールの指揮のもと、
    奇跡や手品・幻術的技法を助けるため、
    定命の者たちのもとへ送られました。
    なぜなら第二の復活の教育課程には、
    物質界の分析と統合を習熟する学びが含まれていたからです。
  7. ハウツォンHautuonにおける神の最初の一年の後、
    彼は十一年ごとに第二の復活の地へ赴き、地上時間で一年間滞在しました。
    こうして二百年の間に十八回の訪問が行われました。
    最初の訪問では、ノエ弧によって甦った者の中から一定数の志願者を連れ帰り、
    次の訪問ではその倍、
    さらに次は前回の三倍というように増え続け、
    十八回目には大幅に増加しました。
    最後の訪問の後、総数が算定され、その数は十億に達していました。
    彼らはハウツォンの男神女神の訓練と、
    ジェホヴィの子アフの指導のもとで、第二の復活に向けて育てられました。
  8. そして今、ダンの時が近づき、
    アフがジェホヴィの収穫の昇天を整えるために戻ってくることとなり、
    神は晴れやかな心で天を仰ぎました。
    なぜなら、パン大陸の水没から二百年が満ちた時点で、
    当時地球から救済された多くの霊魂が、
    第二の復活に備え整っていることが明らかだったからです。
    そこで神は予言して言いました。
    「ジェホヴィよ、
     あなたを通して、さらに百年ののち、
     私はあなたの花嫁花婿たちを精霊エーテリア界(涅槃ニルヴァーナ)へと送り届けるでしょう」

【15章】

  1. ジェホヴィはホレドにおける神の玉座の光の中から語って、こう仰せになりました。
    「見なさい、
     星が来ます!」
  2. その御声が止むと、神とその軍勢はその意味を悟りました。
    なぜならそれは、アフが戻って来て、
    ネフとその軍勢、さらにネフの主神たちとその軍勢に対する救済を
    完成させる時が来たことを示していたからです。
  3. それゆえ評議会は、天蓋を見上げるよう促されました。
    御声を聞いた使者たち――それぞれの任務のために出立しようとしていた者たちも――
    急ぎ自分の赴く先へ走りながら上を仰ぎ見て、
    地球のあらゆる天界の場所で、また地球の主神たちとその管区に向けて、
    この出来事を宣言しました。
  4. 天界の天使たちも、定命の者と共に住む天使たちも奮い立ちました。
    特に後者は定命の者に近接していたがゆえに、
    何か尋常ならぬことが目前に迫っているのを理解しました。
  5. ホレドの評議会は、いかに進めるべきかを知りませんでした。
    なぜならその出来事は、
    彼らがこれまでに見たどの壮麗さをも凌駕するものとなるはずだったからです。
  6. 神は言いました。
    「ジェホヴィよ、
     私はあなたの御声を聞きました。
     星が来ることを知っています。
     そしてその栄光は偉大なものとなるでしょう。
     御父よ、私に光をお与えください。
     あなたのしもべは、オリアン長に対する礼法を
     どのようにわきまえればよいのでしょうか。
     見てください、
     この広大な宇宙の中で、私は無知ゆえに恥じ入る者の一人なのです!」
  7. ジェホヴィの御声が答えて、こう仰せになりました。
    「恐れないように、わが子よ。
     あなたの評議会もまた強くあれ。
     直ちに民を整え、復活を迎える準備として装わせなさい。
     そして、私の花嫁花婿となる者たちには白衣を着せなさい」
  8. 評議会の全員はジェホヴィの御声を聞き、
    大気アトモスフェリア界全域に赴いて命令を実施する役人たちを任命し、
    ジェホヴィの御命を速やかに施行しました。
    装いを整えた天使たち、また精霊エーテリア界へ送られる花嫁花婿として準備された者たちは、
    ホレドの神の玉座近くで中隊ごとに整列するよう命じられました。
    各隊の役人には徽章が与えられ、
    そこには地上と天界における労働の記録、
    他者の益のために行った慈善と自己犠牲の回数および内容、
    さらに純真さ・力・叡智の階級が記されていました。
    一般兵もまた、同様の事柄(階級と数)を示す星章で飾られました。
    そしてホレドにおける隊列の配置は音楽の順序によって定められ、
    協和と不協和の度合いにより、
    彼らの社会適応性が評価されるようにされました。
  9. これらのことは精霊エーテリア界の審判者たちの前で行われました。
    ジェホヴィは彼らにこう仰せになっていました。
    「民をあなたがたの前を通らせなさい。
     あなたがたは彼らを審判し、選別し配列して、
     一つの調和ある全体を成すようにしなさい。
     こうすることによってのみ、彼らは『わが光の領域』において昇天し、
     耐え抜く力を得るからです」
    この審判者は百万人おり、
    第二の復活が設けられていた大気界のさまざまな場所に、
    それぞれ自らの担当区を選んで配置につきました。
    彼らは男女両性を具えていました。
  10. 天使たちが彼らの前を通過すると、審判者たちの叡智はきわめて大きかったので、
    彼らが地上または天界で行ったすべてを理解することができました。
    そして合図によって、
    適任の役人たちは、各々をどのように装い飾るべきかの助言を受けました。
  11. 千人ずつの隊が通過するたび、案内人が付され、
    神の命によって前もって定められていた場所へと導かれました。
  12. この作業が進行する間、上空の天蓋に光が現れ始めました。
    それらは精霊エーテリア界のオリアン原野の元帥たちで、
    恒星船star-shipに乗りホレドへ針路を取り、その数は無数でした。
    しかし間もなく、他のどの船よりも明るく強力な一艘が、オナイOnah’yi弧の西から進み出て、
    神の玉座へまっすぐ向かいました。
    そして近づくほど、ますます明るく大きくなりました。
    それがチンヴァットを越え、月の軌道帯にある地球の渦の内へ十分に入り込むと、
    その光は天界の大気界全体に広がり、
    ホレドは照らし出され、ホレドの天使たちは熱狂に揺れました。
  13. その輝かしい星は、天使の世界の張り詰めた待機を長引かせませんでした。
    なぜならそれらを航行させる者は、何百万年もの齢をもつ神であり、
    その叡智によって地球と大気界の諸要素を支配するほどの熟達に至っていたため、
    まるで天界が炎上したかのように、諸要素が畏れ退くかに見えたからです。
    かくて、あらゆる式典を凌ぐ威厳を持つ恒星船――壮麗さの冠そのもののような船――が、
    ホレド評議会の闘技場アリーナへ降下しました。
    それは五十万人を従えて来たスージSue’jiであり、
    まもなく始まる事のための元帥でした。
  14. 神が立ち上がって敬礼すると、軍勢も皆立ち上がりました。
    そこでスージは玉座へ登り、近くにいた神と評議会から挨拶を受けました。
    スージは言いました。
  15. 「ジェホヴィよ、
     あなたの御意志によって!」
    神は言いました。
    「創造主なる御父よ、
     あなたの御名において。
     あなたの御子を歓迎いたします!」
    するとたちまち、その場全体は黄金の光で輝きました
    ――それは天界のあらゆる色のうち第一とされる光でした。
    そしてジェホヴィの御声がスージの上に降り、こう仰せになりました。
  16. 「愛する者よ、来なさい。
     長く耐え忍んだ者たちよ、来なさい。
     忍耐と不屈の精神を持つ、わが息子たち、娘たちよ。
     見なさい、
     私は暗闇の中へ赴き、ミーMiを救い出しました。
     彼女は重い荷を負わされた双子でした。
     一人は母と共に住み、
     もう一人は、私がハウツォンで看病させるために遣わしました。
     そして彼らは成人し、双子の息子と娘となりました。
  17.  ハウツォンに目を向けなさい。
     見なさい、
     その双子が来ます。
     彼女はかつてはか弱い子でした。
     だが見上げなさい、男神女神よ。
     ジヤの世界から、十億が雪崩のように押し寄せて来ます。
     愛する息子たち、娘たちよ、
     腕を広げなさい」
  18. 声が止むと、スージは言いました。
    「ハウツォンの収穫の時が来て、闇の子供たちの救済を助け、
     彼らを光の篝火へと変えた男神女神が揃ったなら、
     大気界において三日間の余暇活動を行います。
     それは、ハウツォンの軍勢に、
     彼らの故郷――彼らが来た本来の世界――を見せるためです。
     そして、ジェホヴィの息子や娘たちによって救い出された者たちの血筋と境遇を、
     彼らは読み取ることができるでしょう。
  19.  しかし初日は、オリアン長アフが、あらゆる栄光を帯びて降臨します。
     四日目には、甦らされたあなた方の息子たち娘たちは皆、精霊エーテリア界へ昇天します。
     そこでは、遥かな昔から涅槃に住み、
     あなた方の来訪を待っている無数の霊魂が、
     あなた方を迎えるために控えているのです」
    スージは語り終えると、
    地球と天界の周囲に配すべき元帥たちの配置について命令を与えました。
  20. 神は使者たちを遣わして言いました。
    ワッカWak’hahのもとへ行き、こう告げなさい。
    『神は言います。
     天界の人数は数え終え、労働者の記録はホレドの図書館に提出され、記録されました。
     神と共に働いたすべての軍勢の中で、
     見よ、ワッカWak’hahよ、
     あなたは最高位の等級に立っています。
     ゆえに来てください、あなたの神の玉座へ。
     次の四百年間、またその後もジェホヴィが望む限り、
     天界と地球の神として聖別を受けなさい』と」
  21. 使者たちは千人の元帥を伴って、アジュンAdjunへ出発しました。
    そこはワッカが住み働いていた場所で、
    彼はエスヤンや死産の子、また中絶によって死んだ定命の子らのための
    ”内科医の看護師”として務めていました。
    彼らが神の言葉を伝えると、ワッカは答えました。
    「ジェホヴィよ、感謝いたします。
     神に、私が参りますとお伝えください。
     しかし、少し推し量らせてください。
     私は生涯――地上の時で三万年ほど――ジェホヴィとその息子たち娘たちに、
     どこで最も役立って仕えるべきかを学ぼうとしてきました。
     そして、ようやくそれを見いだしたと思ったとき、
     見てください、
     別の方角から召し出しが来て、『こちらへ来なさい』と言うのです。
     それゆえ、ジェホヴィは常に、
     私たちの叡智が必要を見いだすよりも早く、
     私たちを前へ前へと急き立てておられるように思われます」
    そこで元帥たちはオテヴァンを用意し、
    ワッカはホレドへ、すなわち神の玉座の足下へと導かれました。
    そこで彼は、自らの位階に応じて、
    水の杖a rod of water”のもとに敬礼され、迎え入れられました。

【16章】

  1. 訪れの星々――幾千もの世界から来た精霊エーテリア界の船――が、
    より近く、より近く迫って来ました。
    そこには、数えきれぬほどの何百万もの解放された霊魂が乗っており、
    ジェホヴィの涅槃の領域に住む者たちでした。
    彼らが地球の渦の境界に達すると、しばし停止して、
    位階に位階を重ねて隊列を組み直しました。
    互いの栄光が互いに加わるようにするためです。
    そうして天界の大天蓋の中に整列していると、
    星々の間の一方に門が開きました。
    すると遥か彼方から、奇妙で斑模様の太陽が、前後に揺れながら現れました。
    それは、救い出された地上由来の霊魂――数十億――を解き放つ
    ハウツォンの広大な原野と森林でした。
  2. 神とその軍勢はそれを見ました。
    するとあらゆる霊魂が、万有一斉の喝采を爆発させました。
    それはホレドへ真っ直ぐ向かって来ていました。
    近づくにつれ、黄・青・赤の火でできたカーテン、帆、長旗が、荒海の船のように
    波打ち揺れうねり始めましたが、
    うねる元素の中を、なお確かに針路を保って進みました。
    やがて、護衛船が見えるようになりました――幾千、幾千と、
    労苦するその太陽の脇を航行し、ハウツォンの軍勢に寄り添っていました。
  3. その護衛船は、それ自体が星のようであり、
    多くの世界で男神女神であった何百万もの精霊エーテリア界の霊魂を運んでいました。
    そして彼らは、ハウツォンの雪崩のために翼陣を形づくり、
    定命の者が住む赤い星――地球――へ向かう航路を安定させました。
    かくして、名誉ある規律のもとに、ジェホヴィの崇拝者たちの船団が来ました。
    彼らは、わずか二百年前には、暗闇に潜り、死に深く埋もれ、
    そのこと以外ほとんど何も知らぬ害虫のような存在にすぎず、
    偉大なるジェホヴィと、その崇高な世界々を知らなかった者たちでした。
  4. 不滅の神々に操られた、あの大きく波打つ太陽は、
    さらに明るく、さらに大きく、さらに威容を増していきました。
    そして地球の渦の中へ入ると、生きた火のようになり、
    地球ほどの大きさとなりました。
    その色は黒からアダマントadamantに至るまで、
    青、白、紫、黄、真紅、ピンク、あらゆる濃淡の輝く色彩に満ち、
    生命ある火花のようにきらめきました。
    世界の幅ほど深く広く垂れ下がる大きなカーテンがかかり、
    月ほど高く伸びる帆や旗が、生き生きと輝いていました。
  5. それは地球の渦の途中で停止し、
    彼方の無数の星々もまた、あらゆる方角から荘厳に集まりました。
    すると地球の大気界の構造の周囲には、
    ジェホヴィの天界の火で光らぬ場所がほとんどないほどになりました。
    少し前まで神の玉座から立ち上っていた音楽は、今や止みました。
    ここには、元素が調和して織りなす“演奏”があったからであり、
    それは定命の耳にとっても音楽と同じものだからです。
  6. その万華鏡のような輝きは、ただ一つの姿勢に留まってはいませんでした。
    男神女神の命令によって動き、変化し、形づくられていきました。
    地上の将軍が軍隊を操り、兵制や武装を進化させていくように、
    隊列を成す星々は、威厳と栄光のうちに、
    常に新しく輝かしい変化を展開しつつ、天界の大宇宙全体へと広がっていきました。
  7. そのとき、星々の間にさらに別の門が開き、
    南東から一つの星の群れが近づくのが見えました。
    それは星々に囲まれた一つの星のようであり、どの星よりも明るく輝いていました。
    これはオリアン長アフの恒星船でした。
    大天蓋にいるすべての霊魂は、それを誇りと驚嘆をもって眺めました。
    世界の演出と管理において、集まった無数の男神女神のいかなる団結よりも、
    彼は速く、力強く、それを成し遂げていたのです。
    アフの精霊エーテリア界の星を見て、天使と神々は囁きました。
    「アフ!」
    そして解き放たれた天界である涅槃の原野に広く知られていた
    その名の霊妙は、四方へ広がり、
    ついには大気界のあらゆる領域と地上の至る所で、
    すべての霊魂が「アフ!」と口にするに至りました。
  8. アフはさらに近づき、地球の渦の境界であるチンバットに至りましたが、
    そこで止まりませんでした。
    確かに、力強く航行を続け、ついにその星が天界の入口の戸口に立つと、
    まるで不滅の場面を完成させるかのように、そこで停止しました。
  9. しかし、なお一瞬の後、周囲に控えていた輝かしい世界々の雪崩が地球へ向かって進み、
    四方から地球を取り囲みました。
    そしてアフの星は先頭に立って、
    ホレドへ、すなわち神の玉座へと進みました。
  10. これは、なお四日を残していた「ダンの潮tide of dan」の第三日目の朝でした。
    だが今や元帥たちはそれぞれの役目に就き、
    まず全員の長であるスージが神の玉座から叫びました。
    「万歳、ジェホヴィの子アフよ!」
    その言葉は四方で受け継がれ、世界を一周するほどの広がりで唱和されました。
    しかも巨大な恒星船団とハウツォンの太陽はなお近づき、
    ついには網のように、東西南北、上下のあらゆる方向から
    地球の大気界を満たすほどに結び合いました。
    そして元帥の言葉――「万歳、ジェホヴィの子アフよ!」――は、
    あらゆる天界をこだまのように走りました。
  11. それからアフの船団は接近し、彼とその軍勢が降り立つと、
    彼は挨拶して玉座に登り、こう言いました。
    「天界と地球の神ネフよ、万歳!」
    何百万もの軍勢もまた同じように唱えました。
    そこで神々のしるしと儀式は簡潔に終えられ、三日間の余暇が宣言されました。
    天使の軍勢は船から出て来て、
    ある者は船を降り、
    ある者は「無限の鎖」のように連なって、
    訪れたい地上のどの区域へでも駆けて行きました。
    三日三晩、訪問者たちは地上と大気界の下層に留まり、
    地球がどのように作られたかを調べました――土地と水、山と谷、猛獣と荷役獣、鳥と魚。
    そして何よりも、地上に佇む定命の民と、
    地上の周りに留まる霊魂、上天を知らぬ偉大な物語の語り手たちを見ました。
    そののち彼らは大気界と、
    神および主神たちの働き――保育所、病院、工場、学校、大学――を視察しました。
  12. 第四日目、元帥たちが秩序を呼びかけると、
    軍勢の規律と恒星船の配置があまりに整っていたため、
    瞬く間に無数の何百万もの人々の間に秩序が支配しました。
  13. 余暇レクリエーションの間、多くの世界の長たち、男神女神たちは交わり、
    ジェホヴィの広大な宇宙領域におけるさまざまな経験を交換しました。
    物質界と霊界の運営、精霊エーテリア界の惑星の宇宙起源論、
    道路の測量、世界を軌道から転じさせることや自転軸の回転を変えること、
    ジヤの原野へ何百万もの霊魂を救い入れること、
    新たな実体界の創造と他の世界の溶解、
    相続を断たれた霊魂の集結と最終復活――そのような事柄でした。
    かかる驚異が永遠に進みゆくジェホヴィの宇宙には、
    終わりがないかのように思われました。
  14. 秩序が回復すると、神はワッカに立ち上がり、聖別を受けるよう命じました。
    神は言いました。
    「ジェホヴィよ、
     あなたの御名において、次の四百年、天界と地球の神となる、
     あなたの子に聖油を注ぎます。
     御父よ、
     叡智と愛をもってこの者を導きください」
  15. そして神は、霊気eth’icの豊かな部分を集めて王冠を作り、
    ワッカの頭に載せて言いました。
    「天界と地球の神、ジェホヴィの子よ、万歳!」
    これを軍勢が叫びました。
    さらに神は、赤い星――地球――の神々の家宝である三角形(サムガンsam’gan)を外し、
    ワッカの首に掛けて言いました。
    「三つの本質を一つにまとめた象徴であるこの家宝を受け取り、
     偉大なる霊魂ジェホヴィの栄光のために身に着けなさい」
  16. すると今や神となったワッカは答えました。
    「創造主にして万物の統治者なる御父よ、あなたの御心のままに」
    玉座にいた者は皆脇に退き、神(ワッカ)は玉座の中央に登って座りました。
    そこでエセナウルが詠唱し、賛美歌は地球全土に鳴り響きました。
    ついでジェホヴィの子アフが語って言いました。
  17. 「四百年後、神よ、
     私は近寄りがたき全能者ジェホヴィの栄光のために、
     あなたとあなたの収穫物、
     またあなたの主神たちとその収穫物を救い出すため来ましょう。
     アーメン」
  18. そして今、アフは玉座の足下に座りました。
    すると神は慣習に従って玉座を降り、彼の手を取り言いました。
    「起き上がりなさい、ジェホヴィの子である神よ。
     あなたの道を行きなさい」
    アフは立ち上がって敬礼し、従者たちと共に去って恒星船に入りました。
    エセナウルは詠唱し、ラッパ隊は奏し、
    ジェホヴィの火の海の荘厳な行進曲が、天界と地上に響き渡りました。
  19. 元帥たちは大いなる事業を順に整えました。
    ネフとその従者は、新しく造られた船の中でアフの右に配置されました。
    次に主神たちとその従者の船、
    その後に地球と大気界の各管区から来た元帥たち、
    次に使者たちの船、次いで監督役、看護師、医師――という順で続き、
    最後に地上育ちの各部署の者たちが続きました。
    彼らは今や「太陽のアヴァランチェsun-avalanche」に移され、同じ位階に置かれていました。
    これらが、ジェホヴィの解放された領域へネフが携える収穫であり、
    その霊魂の数は、地上から挙げられた他のいかなる収穫をも上回っていました。
  20. いよいよ昇天の時が来て、アフは言いました。
    「私たちに、あなたの力を与えたまえ、ジェホヴィよ!」
    その言葉は天界と地上のあらゆる場所でこだましました。
    台地は震え、揺れ動きました。
    再びアフは言いました。
    「あなたの力を、ジェホヴィよ!
     起きよ、天界よ!
     起きよ、天界よ!」
  21. 球体の高原はその基礎から動き出し、
    ゆっくりと地球から退き、外へ外へと移動しました。
    エセナウルは行進曲を奏し、
    精霊エーテリア人たちは布片を裂いてホレドへ投げ落としました。
    また花と葉を作り香を付けて投げ、下天へ落ちるようにしました。
  22. 外へ外へと精霊エーテリアの世界は動き、地球の幅を裂くようにして、ゆっくり上昇しました。
    やがてそれは自らの軸の周りに回転し始め、
    その時点ではまだ一つの全き世界でしたが、回転とともに、
    さまざまな星が個別化して分離し始めました――ただしネフの収穫物だけは除かれました。
    それは中心の姿であり、偉大なる霊魂の子アフによって、
    前へ上へと導かれていたのです。
  23. その壮麗な光景はますます速く上昇し、
    いよいよ畏るべく、栄光にきらめきました。
    ホレドの者たちは、その眩い光をほとんど見つめることすらできませんでした。
    だがそれはさらに高く、遥か彼方の運命へ向かって進み、
    ついに天蓋の中に消えていきました。

【17章】

  1. さて、大気界は、訪問者を失ってまるで新しい天界のようであり、
    輝かしい祭りの後、労働を再開する用意が整っていました。
    そこで神は直ちに全員をそれぞれの持ち場へ派遣し、
    工場、学校と大学、保育所、病院は、再び進んで働く者たちで活気づきました。
  2. そしてホレドはあらゆる部門で繁栄しました。
    同じく地上の主神たちの諸部門も繁栄し、
    定命の者たちもまた、偉大なる霊魂の光のもとで繁栄しました。
  3. 神は四百年のあいだ天界に君臨し、その下で主神たちも治めました。
    するとアフの第二のダンが、地上と天界に降りかかりました。
    そこで神はアノンAn’onを後継者に任じました。
    こうして今、アフとその従者たちが神を救済するために来訪し、
    主神たちと民は、精霊エーテリア界へと上る復活の準備を整えました。
  4. そして、ジェホヴィの収穫の数は、十億の霊魂でした。
  5. さらに神(アノンAn’on)は治世を全うし、その下で主神たちも治めました。
    彼らもまたアフによって救済されましたが、
    それはアフ自身ではなく代理者を通してでした。
    そしてジェホヴィの収穫は、八億の霊魂でした。
  6. そしてその後継者――ホレドと大気界の神――と、その主神たちは、
    それぞれのダンを成し遂げました。
    彼らとその収穫もまた、アフの代理者によって救済され、
    救い出された霊魂の数は六億でした。
    そこでジェホヴィはアフに命じ、
    大気界と地球を、八十のアルドスAr’dothから成る精霊エーテリア界の密集隊形phalanxに属するエムスEmsにおいて、
    ガロウィスタGarowistaラザンRa’zanの後継者たちに委ねるようにしました。
  7. そして次に、神と主神たちの収穫は二億の霊魂でした。
    その後、地球は八百年のあいだウルクスタンUrk’standアジa’jiへと入ってゆき、
    上天の光は地上と大気界から失われました。
    そのため精霊エーテリア界の領域へ運ばれる収穫はありませんでした。
    さらに大気界に闇が満ちたため、それは堕天hadaへと堕ち始めました。
    そして七つのテトラクトの諸要素がホレドに根を下ろし、
    神と主神たちの支配域を覆い尽くしました。
    すると天界の多くの者が立ち上がり、
    自らを神または主神と称して追随者を得ました。
    中には三百万の霊魂に及ぶ追随者を得た者さえいました。
  8. こうした偽神たちは、追随者たちを奴隷とし、奉仕を取り立て、
    代わりに与えたのは粗末な住まいと、わずかな糧でした。
    そして奴隷の労働によって、堕天hadaにおける自分たちの館や都市を飾り立てました。
  9. ジェホヴィは昔こう仰せになりました。
    「私は定命の者たちの前に”死”を永遠に置いておきます。
     彼らが物質コーポリアル的な生活から霊的生活への変化を忘れないためです。
     そうしなければ、これらのことが、わが手にて可能かどうか、彼らは異を唱えるでしょう。
     しかし天界でのわが復活は次までの間隔が遠く隔たっており、
     その住民は自分たちより上にあるものへの信仰を失ってしまいます。
     信仰を通してこそ、あらゆる力と栄光は得られます。
     ゆえに私は天使たちに、次の復活への信仰を育み培うことを要求したのです。
  10.  しかし大気界における最後の千年間、精霊エーテリア界への復活が一つもなかったため、
     多くの者は解放された天界への信を失い、
     その場に坐し込んで、自分自身の都合と栄光のために天界の王国を築き上げました。
     さらに自分たちの王国をいっそう崇高に見せるため、
     彼らは奴隷を定命の者のもとへ送り返し、偽神の王国の栄光を吹聴させました。
     そうして今度は別の者たちもまた奴隷となるよう、そそのかしたのです」
  11. こうして天界に再び混乱が起こり、それは天使たちの臨在を通して
    定命の者たちへ反動として及び、戦争と悲惨が地上の諸国民と諸部族に覆い広がりました。
    かくして、ノエ弧に属するアフの周期――三千六百年――は終わりました。

原文:OAHSPE – The 1882 Edition (English Edition)


コメント